年々変化の激しいマーケットにおいて、企業サイトのあるべき姿や役割も変わりつつあります。
企業サイトはこれまでのようなカタログ型のサイトから脱却し、顧客に直接企業の想いや商品・サービスの良さをプレゼンテーションしていく必要があります。もはや企業が一方的にユーザーに対して情報発信するのではなく、ユーザー自らが企業サイトに到達し、比較・選択する時代です。
こうした限られたコンタクトポイントにおいて、Webサイトは企業にとって重要なメディアとしての役割を担います。そこで、合わせて重要視されているのが、「ユーザビリティ向上」というテーマです。
ユーザビリティとは一言で言えば「Webサイトの使いやすさ」となります。どれだけ良い商品・サービスに関するコンテンツや、圧倒的なクリエイティビティ溢れるコンテンツがあっても、それが実際のユーザーに伝わらなければ意味をなしません。ユーザビリティは、こうした企業の想いや意図を伝えるための手段として、企業のWebサイトにおける基礎の考えとしてはずせないのです。
ユーザビリティ上、課題があるサイトでは来訪者数の低迷や競合サイトへのユーザー流出など、売上の機会損失の原因にもなります。また、欲しい情報に辿り着けない等のストレスからブランドイメージがダウンする等の問題も生じます。
益々メディアとしての重要な役割を担うWebサイトの事業価値創造において、ユーザビリティの向上は必須の課題となっています。
そもそもユーザビリティとは何でしょうか?さまざまな分野でその言葉を耳にすることはありますが、Webサイトにおけるユーザビリティということですと、やはりWebユーザビリティのグル(導師)と言われるヤコブ・ニールセンの定義がもっとも有名でしょう。
彼の著書『ユーザビリティエンジニアリング原論』によると、ユーザビリティは以下のように定義されています。





これらの定義は概念的な部分もありますが、結果として「あなたのWebサイトは、それを利用するすべてのユーザーにとって使いやすくなっていますか?」という本質的な問いを投げかけているのです。
使いやすくないWebサイトは一体どんなWebサイトのことを言うのでしょうか?
このコラムをご覧いただいている皆さまは、おそらく日々なんらかの形でインターネットを利用し、数多くのWebサイトをご覧になっているかと思います。
そこで、必ず経験されるのが「イライラ」です。
「イライラ」は大きく5つのパターンに分類できます。

この「イライラ」は、「時間」をかければかけるほど、ユーザーにとってのストレスを引き起こし、Webサイトにさまざまな損失をもたらすことになります。

弊社は、このWebサイトのユーザビリティの良し悪しを定量的に測定するために、5つの評価軸と96の評価項目から成るユーザビリティプログラムを開発しました。





今後、益々メディアとしての価値を高めていくWebサイトですが、改めて一歩引いて、客観的な視点からあなたのWebサイトを見てはいかがでしょうか。
あなた自身、ひとりのユーザーとして。

トライベック・ストラテジー株式会社
COO(最高業務執行責任者)
後藤 洋
慶應義塾大学法学部卒業。同大学卒業後、ソフトバンクに入社。同社出版部門の広告局にて、幅広いクライアントの広告営業に従事。また新規事業立ち上げにおけるマーケティング全般を担当。2002年4月より、トライベック・ストラテジーに参画。同社のユーザー視点でのワンストップソリューションを核に、IT、商社、医薬、飲料、金融、エンタテインメント、など業種業態にかたよらない幅広いプロジェクトに従事。Webマーケティング戦略、コミュニケーション戦略、プロモーション戦略の策定から企業ブランドサイト構築、ECサイト構築、コミュニティサイト構築などを手がける。
そもそもユーザビリティとは何でしょうか?さまざまな分野でその言葉を耳にすることはありますが、Webサイトにおけるユーザビリティということですと…
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