ウェブロイヤリティスコア(WLS)都道府県別ランキング

47都道府県別のWebサイトに対し、顧客ロイヤリティやブランドロイヤリティが可視化できる指標【ウェブロイヤリティスコア(WLS)】を用いて計測された結果を元に、好かれるWebサイトのランキングを発表しました。

調査概要

2014年2月以降トライベック・ストラテジーでは多くの企業から依頼を受けて企業のオウンドメディアのウェブロイヤリティスコア(WLS)の測定や分析を実施してきました。今回は都道府県のオウンドメディアについてウェブロイヤリティスコア(WLS)の分析を行いランキングの集計・分析を行いました。

[調査方法]
インターネットリサーチ
[調査地域]
全国
[調査対象者]
出身地、居住地(過去含む)以外の都道府県サイト評価
[調査日時]
2014年4 月18日~19日
[スクリーニング配信数]
109,700ss
[有効回収数]
4,492ss
[本調査対象者]
1,548ss
[対象者条件]
20~69歳、男女

ランキング結果

順位 都道府県名 批判者 中立者 推奨者 WLS
1 沖縄県 14.5 75.9 9.6 -4.8
2 静岡県 19.6 71.5 8.9 -10.8
3 茨城県 24.8 66.0 9.2 -15.7
4 長野県 23.7 68.6 7.7 -16.0
5 山梨県 26.4 64.8 8.8 -17.6
6 秋田県 24.7 68.5 6.8 -17.9
7 富山県 22.1 73.8 4.0 -18.1
8 滋賀県 23.9 70.4 5.7 -18.2
9 愛媛県 23.0 73.3 3.6 -19.4
10 岩手県 24.3 71.0 4.7 -19.5
11 宮城県 26.6 67.1 6.3 -20.3
12 島根県 24.7 71.0 4.3 -20.4
13 広島県 23.7 73.0 3.3 -20.4
14 奈良県 28.1 64.6 7.3 -20.8
15 福島県 28.0 65.7 6.3 -21.7
16 山口県 27.3 67.1 5.6 -21.7
17 高知県 28.3 65.4 6.3 -22.0
18 鹿児島県 26.8 68.4 4.7 -22.1
19 三重県 25.5 71.1 3.4 -22.1
20 和歌山県 28.3 66.4 5.3 -23.0
21 石川県 30.6 62.4 7.0 -23.6
22 福井県 27.5 68.8 3.8 -23.8
23 長崎県 30.6 64.3 5.1 -25.5
24 群馬県 29.3 67.1 3.7 -25.6
25 千葉県 30.8 66.3 3.0 -27.8
26 埼玉県 30.9 66.3 2.8 -28.2
27 熊本県 31.3 66.5 2.2 -29.1
28 京都府 32.0 66.0 2.0 -29.9
29 栃木県 35.8 58.6 5.6 -30.2
30 兵庫県 33.9 63.3 2.8 -31.1
31 山形県 33.3 64.8 1.9 -31.5
32 愛知県 34.6 63.5 1.9 -32.7
33 北海道 37.4 59.4 3.2 -34.2
34 香川県 38.0 59.5 2.5 -35.4
35 宮崎県 36.8 61.9 1.3 -35.5
36 徳島県 39.4 57.6 3.0 -36.4
37 福岡県 40.9 55.5 3.7 -37.2
38 大阪府 42.2 54.1 3.8 -38.4
39 神奈川県 41.1 57.3 1.6 -39.6
40 東京都 43.5 53.1 3.4 -40.1
41 鳥取県 44.4 51.6 3.9 -40.5
42 岡山県 42.0 56.7 1.3 -40.8
43 佐賀県 42.8 55.4 1.8 -41.0
44 新潟県 43.6 54.8 1.6 -42.0
45 青森県 47.2 49.1 3.7 -43.6
46 大分県 46.1 52.7 1.2 -44.8
47 岐阜県 50.0 49.4 0.6 -49.4

総評

ウェブロイヤリティスコア(WLS)が高い都道府県オウンドメディアの傾向

評価の高かった都道府県のオウンドメディアの推奨理由として「写真・イラストが印象に残る」「親しみやすい」「○○県らしさが出ている」「見やすい」「観光情報が充実している」「新しい発見がある」「目的の情報にアクセスしやすい」といったコメントが共通して多く寄せられました。ユーザビリティの高さはもちろんのこと、都道府県特有のブランドイメージを分かりやすく伝える工夫が、都道府県サイトにおいて重要であると考えられます。

ウェブロイヤリティスコア(WLS)が低い都道府県オウンドメディアの傾向

反対に評価が低かった都道府県のオウンドメディアには「特徴がない」「お役所的」「○○県の魅力が伝わらない」「ごちゃごちゃしている」「文字が多い」「情報を探しづらい」などのコメントが多く見受けられました。

なお、ランキング全体として低いスコアとなりました。これは、ユーザーにとって都道府県のオウンドメディア自体が、娯楽として楽しむためではなく、行政や名所・名産品に関する公正な情報を求めて利用するものであるという、ユーザー心理が働いたためであると思われます。

1位:沖縄県
推奨者の多さ・批判者の少なさ両面で他県を凌ぎ沖縄県がトップとなりました。質問9項目中8項目で1位となる圧倒的な支持を得ており、特に【印象に関する質問】では推奨者が34.9%と突出して多いことが分かりました。推奨理由として「カラフルで明るいイメージ」「沖縄らしさが伝わる」「トップページが印象的」「楽しそうで沖縄に行きたくなる」「観光情報が充実している」とのコメントが寄せられ、沖縄県の持つ溌剌としたブランドイメージをオウンドメディア上で強く表現できたことが評価につながったといえます。
2位:静岡県
沖縄県に次いで静岡県が2位となりました。静岡県は質問9項目中7項目で上位5位以内に入るスコアを獲得しており、さまざまな視点から評価できるバランスの良さが強みであるといえます。推奨理由として「デザインが可愛らしい」「静岡県らしい」「シンプルな色合いで見やすい」「富士山のライブビューが見ごたえがある」「情報が充実しており、かつ分かりやすい」とのコメントが寄せられました。
3位:茨城県
上位2県に並ぶ推奨者を獲得した茨城県が第3位となりました。なかでも【トップページに関する質問】【コミュニケーションに関する質問】において上位5位以内に入るスコアとなりました。「トップページの写真が綺麗」「自然豊かな印象」「芸能人が出ていて興味を持った」「情報が整理され使いやすい」とのコメントが寄せられ、トップページの印象深さとコンテンツの魅力両面で茨城県ブランドを訴求出来たことが、評価されていると考えられます。

45位:青森県
45位は青森県となりました。青森県は【トップページに関する質問】における批判者が54.6%に上ったほか、他6質問のランキングでも下位5位に入る結果となりました。非推奨意見として「青森らしさがない」「特徴がない」「単調」「ごちゃごちゃしている」「文字ばかりで見にくい」とのコメントが寄せられました。写真やイラスト、色彩の変化を用いた、サイトの視覚的な特徴づけが必要であると考えられます。
46位:大分県
46位は大分県となりました。大分県は【アクセス性に関する質問】におけるWLSが-29.7と他県に比べ低評価を受けたほか、トップページ、ナビゲーション、コンテンツ、サポートに関する質問の4項目で下位5位以内に入るスコアになりました。また「おんせん県としての魅力が伝わる」との好意的な声が見受けられた反面、「特徴がない」「情報を詰め込みすぎ」「ごちゃごちゃしている」「文字が多い」「文字が小さい」とのコメントが寄せられました。情報が整理されユーザーが直感的に利用できるような、ユーザビリティの向上が求められているといえます。
47位:岐阜県
最後に、推奨者の獲得に苦しんだ岐阜県が47位となりました。特に【トップページに関する質問】での批判者が57.9%にのぼり、第一印象を覆すことの難しさが伺えました。非推奨コメントとして「印象に残る要素がなく地味」「堅い」「岐阜県の魅力が伝わらない」「観光・名産品の特徴が分からない」「目的の情報にアクセスしづらい」といった意見が寄せられました。ユーザビリティおよびコミュニケーション力両面を向上させ、岐阜県のブランドを訴求することが求められているといえます。

※ 画面は調査当時のものです。

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ウェブロイヤリティスコア(WLS)
オウンドメディアの総合力を3つの評価によって可視化することで、オウンドメディアを通じた顧客ロイヤリティ、さらにはそこに影響を与える要因についても客観的に把握し改善につなげることが可能です。
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徹底したユーザー視点でWebサイトのユーザビリティを100点満点でスコアリングすることで、Webサイトのユーザビリティの問題点を客観的に把握することができます。競合サイトとの比較や、リニューアル前後の比較も可能です。
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