
はじめまして。メディア・広告代理事業部を統括している堀です。
私たちは、bizoceanという、会員数366万人を超えるバックオフィスDXを支援するビジネス情報サイトを運営しています。
20年前、私たちは「個人の机に眠るさまざまな業務ノウハウを、会社の枠をこえて誰もが共有できる世界をつくりたい」と考え、bizoceanを立ち上げました。契約書や請求書のテンプレートから始まったこのサイトは、いまや日本有数のBtoBプラットフォームへと成長しています。
なぜ、「DX比較サービス」を始めたのか
今年、私たちは新たな一歩を踏み出しました。テーマは「DX比較サービス」。
なぜ今、比較サービスなのか。それは、「選べずに立ち止まっている中小企業」が、想像以上に多かったからです。
「DXは必要だとわかっている。でも、何から手をつけていいのかわからない」
「どの会計ソフトが自社に合うのか、誰にも相談できない」
「セキュリティ対策をしたいけれど、どこまで何を導入すればよいのか…」
私たちは、こうした“声なき声”を日々すくい上げています。
そこで気づいたのは、多くの中小企業が“調べる時間も、比較するノウハウも持ち合わせていない”という現実です。結果として、自社に合わないシステムを導入し、かえって業務が複雑になってしまう――。そんな現場を、私たちは数えきれないほど見てきました。
だったら、bizoceanが、誰でもかんたんに使える仕組みをつくろう。
そう考えたのです。
私たちがこれまで培ってきたテンプレート、記事、専門家ネットワーク。それらをつなぎ合わせることで、「自社に本当に必要なDXツール」が、すばやく、的確に見つかる世界をつくりたい。中小企業の現場に、もっと余裕を。もっと安心を。そして、もっとワクワクを。
新たに立ち上げた「bizocean DX比較」は、単なる製品の一覧比較ではありません。
業務課題や必要な機能に応じて、最適なサービスを診断・提案する“課題解決型”の設計です。この診断ロジックは、現場で活躍する業務コンサルタントのノウハウをもとに開発しました。他社と比べて細かく丁寧に作り込んでいる分、やや手間はかかるかもしれませんが(笑)、そのぶん信頼性には自信があります。
bizoceanの新サービス「DX比較」
さらに今後は、Excel出力やAIによるスコアリング機能の実装も予定しています。「検討」から「導入支援」までを見すえた、実務に強い比較サービスをめざしています。
「DX比較」の今後について
bizoceanは、単なる情報サイトにとどまらず、中小企業のDXを通じて、日本全体の生産性向上に貢献したいと考えています。そのために、私たち自身も変わりつづけていきます。
今年で、bizoceanはサービス開始から20年。いま、次のフェーズへ向けて、大きく舵を切ろうとしています。
たった一つのサービスが、数十万社の未来を変えるかもしれない。
私たちは、そんな可能性に本気で挑んでいます。
この記事に関するご相談やご質問など、お気軽にお問い合わせください。
関連する記事
-
サービス・開発秘話/サービスについて
-
サービス・開発秘話/サービスについて
-
サービス・開発秘話