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COLUMN

コラム

トライベック・ストラテジー社員が多様なテーマで情報を発信するコラムです。また、社外からではなかなか見えにくい社内のさまざまなトピックもお届けします。

広報・PR
2018年4月25日

「ヘルスケアIT 2018」に行ってきました

2018年4月18日(水)~20日(金)に東京ビッグサイトで開催されたUBMジャパン主催の「ヘルスケアIT 2018」に行ってきました。「ジャパンライフサイエンスウィーク」と題して、同時開催の「Medtec」や「CPhl japan」と相互入場できるイベントとなっています。 東京ビッグサイト入口「ジャパンライフサイエンスウィーク」 展示だけでなく、各セミナーが充実 普段はデジタルマーケティング系のイベントに足を運ぶことが多いのですが、今回はメディコム社が公式スポンサーとなり、パイプドビッツ社とトライベックの3社で発表した「製薬企業と医師をつなぐマーケティングオートメーション“BtoD”」が、ブース出展しましたので行ってきました。 「BtoD」のブース トライベックでは、データドリブンマーケティング部が主体となり開発を進めてきましたので、メディコム社のユニフォームを借りて3日間ブースに立ちました。 データドリブンマーケティング部がお手伝い デジタルマーケティング系のイベントと違うのは、声掛けによる勧誘があまりなく、全体的に落ち着いていることと、会場をぐるりと囲む形でA~Eまでセミナー会場があり、セミナー自体が充実していたことです。 「健康経営」という考え方 トライベックのクライアントでもある「オムロン ヘルスケア」様のセミナーにも参加、「OMRON connect」の話題などを聞いてまいりました。他にもさまざまなブースでたくさんのパンフレットをいただきましたが、医療分野はとても先進的に変わってきているなと肌で実感しました。 その中でも印象的なのは、最近のトレンド「健康経営」という考え方。それは、企業が従業員の健康に配慮することによって、医療費という経費の節減だけでなく、生産性の向上、企業イメージの向上、従業員の創造性の向上、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践することによって大きな成果が期待できるという考え方です。 企業一体となって従業員の健康を支援するツールや仕組みなどが紹介されており、大変勉強になりました。トライベックでも「健康経営」というワードは大切だと考えています。今後、新しい取り組みがトライベックから発信できればと考えていますので、ご期待ください。 関連リンク 製薬企業と医師をつなぐマーケティングオートメーション「BtoD」...

ブランディング
2018年4月23日

Webサイトの価値を高めるために取り組むべきWebブランディング5つのポイント(3)

前回は、「Webサイトのブランド価値貢献度」を向上させるための指標のひとつ目「認知貢献効果」をアップさせるための取り組みについて事例を交えて紹介しました。今回は、2つ目の指標である「好感効果」をアップさせるための取り組みについて事例を交えて見ていきます。 取り組みその2「好感効果」を高めるために メリット提供からブランド共感へ転換しゆるぎない好感を獲得 まずは、トライベック・ブランド戦略研究所が行った調査「Webサイトのブランド価値貢献度」の「好感効果」ランキングを見てみましょう。 1位のサントリーは豊富な「お楽しみコンテンツ」や「キャンペーン情報」を提供しているサイトですが、「キャンペーン情報」については、ユーザーのコンテンツの閲覧割合とコンテンツを良かったと感じている割合が調査対象となっている全サイト(調査対象企業はこちら)の中で最も高い結果でした。全体的に上位にはエンターテインメント系コンテンツやキャンペーンを頻繁に情報提供しているようなサイトが占める結果になっていることが、下のグラフからわかります。 各社の良かったコンテンツ 多様なコンテンツを通じてブランド体験を提供し継続的な好感へつなげる この上位のサイトの中で着目すべきは、5位のパナソニックでした。パナソニックのサイトのキャンペーン情報は上位5社のうち最も低い結果でしたが、下のグラフを見ると、他の上位サイトに比較し、ブランドサイトや企業情報、お役立ち情報などについても、ユーザーにとって良かったコンテンツとして、好感を抱かれていることがわかります。 さらに、「閲覧されているコンテンツ」についてみてみると、パナソニックはキャンペーンのみではなく、上位他社に比べてブランドサイトや企業情報、お役立ち情報などもよく閲覧されていることがわかります。 各社の良かったコンテンツ 各社の閲覧コンテンツ パナソニックはキャンペーン実施の頻度や数は上位他社に比べて多くはありませんが、製品およびキャンペーンをきっかけに来訪したユーザーを、キャンペーン参加目的だけに留まらせず、丁寧な導線設計によってブランドサイトやお役立ちコンテンツへ誘導し、その結果、高い好感を得ている好例といえるでしょう。 メリット提供からブランド共感へ転換しゆるぎない好感を獲得 キャンペーン情報の提供は間違いなくユーザーの好感を得るための直接的かつ即効性のあるコンテンツといえますが、一方でキャンペーンの実施はともすれば一過性の直接的なメリット訴求に陥ってしまうことも考えられます。そのため、好感を維持するためには継続的にキャンペーンを企画し実施し続けなければなりません。さらにキャンペーンによる好感獲得だけでなく、キャンペーンをきっかけとして、ユーザーにサイトの中の多様なコンテンツを閲覧してもらうことを通じてブランドを体験してもらい、好感を持ってもらうことも重要な取り組みであるといえるでしょう。 企業によっては、予算や運用上の制約からそれほど頻繁にキャンペーンを実施できないケースもありますが、パナソニックの例のようにブランドサイトやお役立ち情報など、ユーザーの多様な価値観やライフスタイルに応じた良質なコンテンツを豊富に提供することで好感効果が高まる可能性も考えられます。 好感効果向上取り組み事例1 パナソニック 製品情報を軸に、キャンペーン情報、製品を使用する際のお役立ち情報、そして製品開発に込める想いを形にしたブランディングコンテンツなど、ユーザーがストレスなく自然に情報接触できるような導線設計が丁寧に実施されている事例といえます。カテゴリごとに縦割りになるなどしてユーザー行動が寸断されることなく、全体最適の観点でも相互に回遊できるような設計を行うことで、ユーザーのさまざまなコンテンツの閲覧機会を高めています。さらに、各個別のコンテンツの企画や作りこみなども、動画をふんだんに使い印象に残る高い品質のコンテンツが豊富なため、コンテンツ閲覧後の好感度を高める要因となっていると言えるでしょう。 パナソニック Webサイト 好感効果向上取り組み事例2 サントリー サントリーは非常に多くのキャンペーンコンテンツを有するサイトです。キャンペーンの実施頻度も高く継続的に行われているため、キャンペーンをきっかけとしたユーザーの好感度の獲得に成功しているといえます。単なる一過性のキャンペーン参加者の獲得だけでなく、キャンペーン参加者を会員化し囲い込むことで継続的なキャンペーンへの参加を促すことにも取り組んでいます。 LINEで「おとな」限定の公式アカウントを開設したり、Instagramを活用するなど、SNSを通してユーザーとより親密なコミュニケーションを行うためのキャンペーンも実施することで、モバイルでのコンタクトポイントを通じた好感効果の向上にも積極的に取り組んでいます。 サントリー モバイルアプリ キャンペーンの中には、企業のCSR、環境へ配慮した企業の取り組みを認知してもらうためにキャンペーンを連動させるなど、製品ブランドだけでなく、コーポレートブランドに対する好感度を向上させるための工夫も見られました。 サントリー Webサイト 次回は、Webサイトのブランド価値貢献度向上に向けて3つめの重要な指標である「ロイヤルティ効果」の向上に向けた取り組みについて述べていきたいと思います。 関連コラム Webサイトの価値を高めるために取り組むべきWebブランディング5つのポイント(1) Webサイトの価値を高めるために取り組むべきWebブランディング5つのポイント(2)...

社内イベント紹介
2018年4月16日

「Tribeck DAY 2018 spring」開催

トライベック・グループでは春と夏の年2回、「Tribeck DAY」と題した全社研修を開催しています。 春の「Tribeck DAY」は、後藤社長からの中期経営計画の発表のほか、新しいプロジェクトの発表や新入社員5名によるプレゼンなどがあります。また、毎年恒例のグループワークショップなど、盛りだくさんの内容です。 今回は新橋のLearning Squareをお借りして開催しました。午前中にさっさと仕事を巻きで終わらせて、14時までに会場入りです。 本日のスケジュールを説明する後藤社長 今回のタイトルは「持続的成長に向けた融合と革新」 はじめに後藤社長から、上期と同様に中期経営計画「Premium 2020」についての説明がありました。また、下期の取り組み「融合と革新」についても説明がありました。 「融合」とは部署×部署、会社×会社などのコラボレーションによる、新しいソリューションやメソッドのこと。「革新」は新しい物を追い求めカタチにしていくことです。技術や働き方など、新しいものに挑戦してくことはわくわくしますね。 中期経営計画の共有のつぎは、新入社員5名によるプレゼン大会でした。キラキラしてまぶしい感じです。みんなそれぞれしっかりした意見や目指す姿を描いていて驚きました。私が新卒で入ったとき、こんなプレゼンできたかしら? と自分に重ね合わせていました。 ワークショップのお題は「NASAゲーム」 そのあとは、グループに分かれてのワークショップです。 月に不時着した宇宙飛行士の我々が、みんなで一緒に320Km先の母船に向かうために必要なアイテム15のうち、重要度に応じて順位をつけるというミッションです。 グループワークの時間はお菓子も必需品のひとつ。そしてスマホは厳禁です。 部署も会社も全部ひっくるめてシャッフルされたチームに分かれ、お菓子を食べながらコミュニケーションを図ります。話をしたことがない人、最近新しく入ってきた人、人見知りの人。人それぞれグループワークを通じて距離を縮めます。 ちなみに、私たちのグループはこんな感じの優先順位になりました。9グループ中、同点で2位でした。1位のグループはなんと、社長のポケットマネーで豪華ランチをごちそうになれるという特典が発表されました。 懇親会で残り半期もがんばりましょう 半日がかりの全社集会「Tribeck DAY」の最後は、お待ちかねの懇親会です。汐留シティセンター41階の「ルミヴェールTOKYO」を貸し切って行いました。普段、この会場はウエディングパーティが行われる場所です。 素敵な会場「ルミヴェールTOKYO」 抜群の夜景 普段、接しない部署の人たちと垣根を越えての交流 全員集合! 夜景の素敵な会場で乾杯~。美味しいごはんとお酒をありがとうございました。 下半期の残りもがんばっていきましょう。...

テクノロジー
2018年4月11日

気づかぬうちに暗号通貨を掘り出す攻撃者たち

EGセキュアソリューションズ 徳丸 浩氏特別インタビュー 第1回(全4回) トライベック・ストラテジーはEGセキュアソリューションズと共同で、トライベック・セキュリティソリューションの新しいメニューの提供を開始します。その背景には、ますます増加し変化し続けるサイバー攻撃と、セキュリティ対策に対するニーズの高まりがあります。 EGセキュアソリューションズ代表 徳丸 浩氏、セキュリティエンジニア 岡本 早和子氏に最新の情報セキュリティについて伺いました(聞き手:トライベック・ストラテジー 工藤 友美)。 li { padding-left:4em; } .columndetail .wysiwyg-body ul > li.tokumaru:after { display: block; content: '徳丸'; position: absolute; top: 0; left: 0; font-weight:bold; } .columndetail .wysiwyg-body ul > li.okamoto:after { display: block; content: '岡本'; position: absolute; top: 0; left: 0; font-weight:bold; } .columndetail .wysiwyg-body ul > li.nakashima:after { display: block; content: '中島'; position: absolute; top: 0; left: 0; font-weight:bold; } .columndetail .wysiwyg-body ul > li.kudou:after { display: block; content: '工藤'; position: absolute; top: 0; left: 0; font-weight:bold; } .columndetail .wysiwyg-body ul > li.kome:after { display: block; content: '※'; position: absolute; top: 0; left: 0; } .columndetail .wysiwyg-body ul > li.kome { font-size: small; line-height: 1.5; padding-left:2em; } .columndetail .wysiwyg-body ul > li.kome2:after { display: block; content: '※'; position: absolute; top: 0; left: 0; } --> なぜなくならない? 頻発するセキュリティインシデント 情報セキュリティの事件・事故は相変わらず頻発している印象があります。なにか傾向みたいなものはあるのでしょうか。 メルカリのように高い技術力を持っていて、セキュリティもしっかりしていたにも関わらず、非常に特殊な条件下で発生したケースもありますが、一般化してお話ししますと、新興企業で勢いのあるところはセキュリティが後回しになることが多いですね。 新興企業、というとサービス開始直後に炎上してサービス停止になった投げ銭サービスが思い出されます。 あそこはかなり問題点が指摘されていましたね。 どうしてそのようなことが起きるのでしょうか。 今や、Webサイトはセキュリティを気にしなければ簡単に立てられるようになりました。クラウドの普及で、その傾向はますます加速しています。その結果、事業立ち上げを優先してセキュリティを顧みないケースが多くなっているように思います。 しかし、年金機構など新興企業でなくても情報流出を起こした団体や大手企業も多く見られます。彼らのセキュリティ意識もやはり低かったのでしょうか。 いえ、一般的な企業と比べると高かったのではないかと思います。そのレベルを上回る攻撃があったこと、それほどの攻撃を行う動機が攻撃者側にあったことも原因でしょう。 トレンドは「マイニング」 では、サイバー攻撃のターゲットは「奪う情報」の価値が高い大企業や、セキュリティの甘い新興企業ということになりますか? いえ、中小企業も狙われています。Webを狙う攻撃は大半が金銭目的なのですが、攻撃にもはやり廃りがあります。今の流行は侵入したサーバで暗号通貨の採掘(マイニング)を行う、というものです。情報が盗まれたり、Webページが改ざんされたりしないので、被害を受けていても気づきにくい、気づいても許容される場合すらあるので表面化しづらい。非常にやっかいですね。 マイニング 暗号通貨の仕組みの根幹をなす処理の一つで、暗号通貨を得るためにある条件を満たす数値を見つけ出すこと。早いもの勝ちなので計算能力が高いマシンが有利となる。 中小企業といえど、攻撃の危険に晒されている以上はなんらかの対策はすべき、ということになりますね。 はい。個人情報を扱ってないから対策は不要だという考え方は根強いのですが、マイニングのターゲットとなるサーバは、どこのサイトかということとは無関係です。仮に、多少CPUを使われても構わないと思う人がいたとしても、プロバイダによってサーバを停止させられてしまうこともあります。1台のサーバを共有しているのにCPUリソースを独占されると迷惑ですし、ウイルス感染が明らかであれば止めてしまうんですね。 CPUリソース コンピュータの計算能力 結果的にサイトがダウンしてしまうわけですね。 それはさすがに許容できないでしょう。やはり最低限のことはやっておかないといけません。 脆弱性を突かれてマイニングを仕込まれたサーバなら、他の攻撃を受ける可能性もありますよね。 ありますね。最近はターゲットを決めて、じっくりと時間をかけた攻撃はしないんです。脆弱性のあるサイトを探して攻撃します。特定のプラグインの脆弱性を、自動化された攻撃で絨毯爆撃のように次々と行う。今はマイニングがトレンドですが、見つかった脆弱性を他の攻撃に使われる可能性も十分あります。 個人情報の有無にかかわらず、しっかり対応しておかなければならないわけですね。マイニングは発見が難しいということでしたが、セキュリティ診断で検出できるものなのでしょうか。 セキュリティ診断では攻撃を受ける原因を調べるので、脆弱性があったことはわかりますが、すでに侵入されているかどうかはわかりません。それはまた別のものになります。 サーバのCPU利用率をチェックしていればわかりますか? わかる場合もありますが、大抵、サーバ管理者ではなく、クラウド事業者が気づいて止めてしまいますね。ただ、今後は攻撃側も見つからないようにCPU利用率を抑えてくるのは間違いないので、それだけで判断するのは危険です。今はあるだけCPUを使ってますが、そのうち70%などで抑えるようになっていくでしょう。 上品になっていくと(笑)。 こういうことは繰り返されるものなのですが、パスワードリスト攻撃もそうでした。以前は海外の同一IPアドレスから集中的にログインが試行されていたので、同一IPアドレスからの繰り返しログインや、海外からのアクセスを遮断・監視することで対応できていました。しかし、今はIPアドレスを分散させたり、国内からゆっくり試行したり、と洗練されてきているので、もう正常なアクセスと見分けがつきません。 IPアドレス ネットワーク上のコンピュータの住所となるもの。インターネットのコンピュータはすべて異なるIPアドレスを持っている では、ログ診断だとどうですか。 わかるものもありますが、侵入されたかどうかまでは難しいですね。 そうなると、SIEMやEDRが必要になってきますか? 中小企業にはちょっとハードルが高いように思いますが。 SIEM Security Information and Event Management。さまざまなネットワーク機器やアプリケーションなどのログを一元管理して、複合的に分析を行うシステム EDR Endpoint Detection and Response。管理対象内の疑わしい挙動を監視し、対処するためのシステム。主に侵入成功後の被害の把握、拡大阻止を目的とする 侵入を検知しようとすると複合的にやっていかなければならないので、どうしてもそうなります。対策として比較的導入しやすいのは改ざん検知ですね。製品によって機能はさまざまですが、弊社が販売代理店を行っているWebARGUSだと改ざんを検知するだけでなく、元のファイルへの復旧まで瞬時に行います。攻撃者にとってはかなりやっかいな製品だと思いますね。 外部からの不正スクリプト混入対策として、最近は診断でCSPを導入していないことを指摘されることが増えました。ですが、Google AnalyticsやDoubleClickなどのマーケティング用タグを入れたサイトだと何重にもスクリプトを読み込む仕組みになっています。コンテンツ管理側とサーバ管理側で密な協調が必要ですし、CSPの運用はかなり困難だという印象です。 CSP Content Security Policy。ブラウザのセキュリティ対策のひとつで、ページから読み込むコンテンツのドメインを制限する機能がある 確かに、最近CSPの不備を指摘するツールが出てきているので導入を相談されることもあるのですが、「本当にやるんですか?」というのが正直なところですね。そうそう、例の投げ銭サービスですが、サービス再開後のサイトを見てみたらCSPが導入されていたのでびっくりしました。もっとも、登録ドメインが非常に多く、苦労しているな、という印象でした。そういった外部のスクリプトを置いているところが1か所でも改ざんされたりすればマイニングスクリプトを埋め込まれることがあります。先ほどのマイニングはサーバ上でしたが、JavaScriptの場合はクライアント側でCPUパワーを使います。 JavaScriptを使ったマイニングには合法のものもあるんでしょうか。 合法化するにはユーザに明確に許可を取る必要があります。 クライアントのCPUパワーを使うという意味では広告のアニメーションも同じだと思います。広告はユーザに許可を取らずに表示しても合法ですが、その違いはなんでしょうか。 広告は目に見えるので、見るのをやめる、もう二度と利用しなくなるなどの対応をユーザが取ることができます。マイニングは気づかれにくいので秘密裏のうちに搾取され続けることになります。 【今回のポイント】 誰でも攻撃される可能性がある 攻撃者によるマイニングが流行中 マイニングは気づきにくいが、放置は厳禁 次回は、セキュリティ対策はどこまでやればいいのか、をお聞きします。 本稿は2018年3月14日に行われたインタビューを元にしたものです。そのため、現在では状況が異なっている場合があります。 関連リンク トライベック・セキュリティソリューション...

ブランディング
2018年4月2日

オウンドメディアでブランディングを図るときに気をつけたいポイント

技術革新や製品ライフサイクルの短縮化により、目新しい商品もあっという間にコモディティ化してしまう時代になりました。自社の製品やサービスの強みを明確にし、他社との差別化を図るための「ブランディング」は、もはや企業戦略そのものといえます。 また、自社のブランドを伝えるコンタクトポイントも多様化しています。特に、オウンドメディアは、企業と生活者のコミュニケーションHUBとしてさまざまなコンタクトポイントをつなぐ重要な役割を担うようになっています。そのため、近年では多くの企業サイトでブランディングを意識した取り組みが見られるようになり、その表現や手法も多様化しています。 今回は、オウンドメディアにおいて、自社(あるいは商品・サービス)のブランドを適切に表現し、生活者に“伝わる”ようにするためには、 どのようなポイントを意識する必要があるのか考えてみたいと思います。 自社のブランド(=らしさ)を明確にする はじめにやるべきことは、そもそも自社のブランドとは何か?を明確にすることです。その時に気を付けなければならないことは、自分たちが思い描き、伝えたいと考えているブランドイメージが、生活者が抱くイメージと一致しているのかということです。 もし、そこにわずかでもズレが生じているのであれば、まずは生活者視点でブランドを捉え直し、顧客にとっての価値を再定義する必要があるでしょう。ブランドには、顧客の抱くイメージや期待が存在しています。そこには企業や製品・サービスの“らしさ”が反映されていることが求められるのです。 一貫性のあるブランドコミュニケーションを意識する テレビCMなどのマス広告を見てオウンドメディアにアクセスするというように、複数のチャネルを横断することで購買意欲が喚起され商品・サービスの購入に至るケースが多くありますが、チャネルごとに訴求するメッセージや表現方法がバラバラの場合、ブランドイメージの低下・棄損につながる恐れがあります。特に、オウンドメディアは広告・プロモーションの受け皿として位置付けられることが多いため、ブランド訴求の一貫性が強く求められます。 また、PC/スマートフォン/タブレットなど、オウンドメディアへアクセスするデバイスも多様化していますので、どのようなデバイスでアクセスしても同じブランド体験ができることも重要になるでしょう。 生活者目線のブランドストーリーで自社の提供価値を伝える 会社紹介ページに理念・ビジョンを掲載している企業は多くありますが、そのほとんどが自社のありたい姿を一方的に発信しているのみです。また、テキストだけで訴求されているものが多く、生活者にブランドが“伝わる”コミュニケーションにはなっていません。 自社のブランドが伝わり、生活者の理解・賛同を得るためには、社会や生活者にどのような価値を提供している会社なのかということを、生活者目線のブランドストーリーとして展開することが必要です。コンテンツを制作する際は、自社の想いだけでなく、具体的な活動や取り組み・事例などを交えて紹介することがポイントです。このようなコンテンツを定期的に発信していくことで、ユーザーとの長期的なつながりを創出し、ブランドロイヤリティの向上にもつながります。 操作性や利便性など機能的な心地よさもブランド体験となる ブランディングというと、配色やイメージなどデザイン面での取り組みを想起する人が多いと思いますが、デジタル上のコミュニケーションにおいては、使い勝手や機能性など操作に伴う心地よさも企業のブランドイメージを形成する一端となります。 顧客が抱くブランドイメージを正しく把握して“らしさ”が伝わるクリエイティブに落とし込むのはもちろんですが、Webサイト内の回遊や情報探索といった能動的な行動において、顧客の期待を超えるような心地よい体験が提供できるかどうかが、ブランドのアドバンテージにつながっていくのです。...

マーケティング
2018年3月26日

Webサイト運用あるある:「更新されていないのですが」編

こんにちは! Web運用ディレクターのY氏です。 日頃のWebサイト運用更新でよく発生する状況を「Webサイト運用あるある」として取り上げ、より安定した運用を継続するためのポイントをご紹介します。今回のテーマは「更新の反映」です。下記のような経験をされたことはありませんか? 更新完了の連絡があったのに、まったく更新されない 会社の自分の席では更新されたが、隣の席では更新されない ページ内の文字は更新されたが、画像だけが更新されない Webサイト運用更新には“つきもの”と言えるほどよく発生する状況ですが、ほとんどのケースが“キャッシュ”に起因しています。キャッシュとは、一度閲覧したWebサイトの中で、画像などの容量が大きいデータを一時的に保存しておくことで、毎回大きいデータを読み込まなくても素早くページを表示できるようにするための仕組みです。ページを閲覧するときは便利な機能ですが、ページを更新したいときにはかえって障壁になってしまうことがあります。ケースごとに、詳しく見ていきましょう。 更新完了の連絡があったのに、まったく更新されない Webサイトを閲覧するときに使うWebブラウザー(以下、ブラウザー)が保持するキャッシュが更新されずに、古い情報が表示されている可能性が高いです。パソコンでは、キーボードの[Ctrl]キーと[F5]キーを同時に押して“スーパーリロード(強制再読み込み)”を行うことで情報が更新される可能性があるので、まずはこの操作を試してみます。それでも更新されない場合は、ブラウザーごとに保持しているキャッシュを削除する“キャッシュクリア”という操作を行ってから、再度ページを表示してみます。端末に他のブラウザーが入っている場合は、他のブラウザーでも同様の手順を試してみましょう。 これらすべての操作を行っても更新が反映されない場合は、ページが正しく更新されていない可能性が高いので、Web更新担当者に確認しましょう。 会社の自分の席では更新されたが、隣の席では更新されない 自分の席の端末で更新を確認できたということは、ページが正しく更新されている可能性が高いです。隣の席も自分の席と同じネットワークに接続している場合は、隣の席の端末で使っているブラウザーのキャッシュが残っている可能性が高いので、先ほどのケースと同様にスーパーリロード、キャッシュクリア、他のブラウザーでの確認を試してみましょう。 ページ内の文字は更新されたが、画像だけが更新されない 画像も正しく公開されているとすれば、“サーバーキャッシュ”が原因である可能性が高いです。キャッシュは閲覧者の端末に入っているブラウザーだけではなく、ネットワーク上のWebサーバー側でも保持している場合があります。ブラウザーのキャッシュをクリアしても、サーバーキャッシュが残っている場合は、その内容が表示されてしまうため、最新の情報に更新されません。特に、画像やPDFなどの容量の大きいファイルには、ページ本体のHTMLとは別にサーバーキャッシュを持たせているケースが多いです。サーバーキャッシュをクリアする方法はWeb更新担当者が知っている可能性が高いので、すぐに相談しましょう。 他にも、社外のネットワークに接続しているスマートフォン(以下、スマホ)を含めて公開確認をした場合は、下記のようなケースもあります。 会社のパソコンでは更新されないが、スマホで見ると更新されている スマホで更新を確認できたということは、社外のネットワークからアクセスしている外部の閲覧者には正しく公開されています。社内だけ更新が反映されない場合は、社内ネットワーク上のキャッシュが原因の可能性が高いです。自社のシステム・インフラ担当者に確認してみましょう。 会社のパソコンでは更新されたが、スマホで見ると表示されない 例えば、新しい画像を追加したときに、社内では正しく表示されて、スマホでは表示されないとしたら、その画像が本番環境ではなく、プレビュー環境の画像を参照している可能性があります。また、新しいページを公開して、そのページへのリンクをクリックしたときに、社内では正常に表示されて、スマホでは表示されない場合は、新しいページのリンクが本番環境ではなくプレビュー環境のURLを指している可能性があります。このケースに当てはまる場合は、更新の方法に問題がある可能性が高いので、すぐにWeb更新担当者に確認しましょう。 まとめ このように、更新が反映されないときは、ほとんどのケースでキャッシュに原因があります。まずは[Ctrl]キーと[F5]キーによるスーパーリロードを試して、それでも更新されない場合は上記のケースを参考にして解決しましょう。本当に公開されているかを確実に調べたいときは、個人のスマホなど、社外ネットワークに接続している端末でも確認しておくことをおすすめします。...

社内イベント紹介
2018年3月19日

「スキー・スノボ 軽井沢ツアー」レポート

3月9日(金)の夕方から、3月10日(土)にかけて、トライベック・グループの有志メンバーで軽井沢ツアーに行ってきました。2010年から始まって今年で8年目。スキー、スノボ、ショッピング、温泉など、いろんな楽しみ方ができるイベントです。今回は総勢21名の参加となりました。 18:40発の「あさま」に乗って出発です 新幹線に乗車したら、もう旅行気分 新幹線の切符は、シャッフルして選んだため、誰がどこの席か座るまでわからない仕様でした。回せるところはボックス席にして、お仕事お疲れ様でした&これからツアーよろしくの乾杯です。 私のとなりの席は後藤社長でした 参加者は女性が多め 「焼肉宴会」が恒例のスタイル 新幹線を降りると、そこは雪がチラついた凍り付くほど寒い軽井沢。 早速タクシーに乗り込んで、最初のお楽しみ、焼肉宴会の会場となる「光州苑」に向かいます。ここは毎年お世話になっているお店で、サービスも満点です。そして、この焼肉宴会は会社からの全額補助です。ありがたいですね。 焼肉の盛り合わせ 美味しい焼肉と楽しい会話 個室で通路を挟んで、4テーブルでの宴会となりました。当日、地方に出張していたメンバーもそのまま軽井沢に直行して合流。全員が宴会に間に合いました。 帰り際にはオリジナル柚茶と韓国のりをいただきまして、コテージに戻ってから美味しくいただきました。 二次会はコテージで 宿泊は軽井沢プリンスホテルのウエストコテージ。二次会は、社長が泊まるコテージに集まって行いました。 話が盛り上がりすぎて、気づいたら時計の針は1時をまわっていました。名残惜しくはありましたが、二次会はこの時間をもってお開きとなりました。 コテージでも大盛り上がり ところが、それぞれが泊まるコテージに戻ろうと思っても、酔っているし、暗いし、寒いし、雪は降っているし。敷地も広く、歩いて帰ると途中で凍死しそうな気がしたので断念。ホテルの方にお願いして、カートで自分たちのコテージまで送ってもらい無事に戻ることができました。 土曜日の朝は、快晴 金曜日は雪が降ってうっすら積もっていましが、翌朝土曜日の天気は抜けるような青空でした。 ホテルの朝食ビュッフェをみんなでいただいた後、ゲレンデへ向かう人、アウトレットへ向かう人、温泉へ向かう人、それぞれの楽しみ方で2日目を過ごしました。 スキー・スノボのゲレンデチーム 温泉チームは、星野リゾート「星野温泉トンボの湯」へ ゲレンデチームは、和気あいあいと スキー・スノボのゲレンデチームは、青空と浅間山をバックに気持ちよく滑りました。今回スノボを初めて経験する初心者には、手取り足取り、代わるがわるみんなで教えあって、なんとか頂上から降りてきました。 浅間山がくっきり 後藤社長もスノボを教えていました 頂上で記念撮影です 温泉チームは、まったり、ほっこり 去年までは軽井沢プリンスのスパに行っていましたが、今年からコテージでの宿泊の場合は利用できなくなってしまったため、今年は星野リゾートの「星野温泉トンボの湯」へ行きました。 軽井沢駅から「しなの鉄道」に1駅乗って中軽井沢駅へ行き、そこからシャトルバスに乗ります。ローカル鉄道に乗ると旅に来た気分満点です。 帰りは観光列車「ろくもん」に遭遇 温泉は休日のわりに空いており、手足を伸ばして極楽気分です。溜息と深呼吸しか出てきません。お風呂上りには脱衣所にある温泉を飲んでみましたが、塩味がじんわり口の中に広がる味でした。 温泉のあとはハルニレテラスまでお散歩し、いろんな店舗を覗きながらショッピング。私は、沢村の「もちもち食パン」を自宅用に購入し、お蕎麦屋さんでランチをしました。 「川上庵」の天せいろ 帰りは中軽井沢駅までのんびり歩いて戻り、お茶してから軽井沢駅へ。駅近くで 竹風堂の「栗おこわ」を購入した後、ゲレンデチームと合流しました。 誰一人ケガすることもなく、楽しい1泊2日の旅となりました。来年はどんなツアーになるのでしょうか。...

マーケティング
2018年3月12日

大規模Webサイト運用における3つの課題

日々多くのWebサイト運用案件をこなしているオペレーション部。我々オペレーション部にとって安全で安定的な運用は、その目的の最たるものです。そのために、Webサイト運用における課題を抽出し対処していくことで、運用の強化を図っています。 年間数千件の新規ページ作成や修正などの依頼をこなしていると、いろいろと見えてくる課題もあります。中でも代表的な3つの課題をあげてみましょう。 属人化しないためにどのような体制で臨むか イレギュラーな依頼に対してどのように対応するか 日々更新され変化する大規模サイトの進捗管理 以上のような課題について、スピードとクオリティを両立しながらクリアしていく方法をご紹介します。 1.属人化しないためにどのような体制で臨むか 個人差そのものには問題はありませんが、やり方の差に業務改善のポイントや発見が含まれているケースも多く、良い点はどんどん取り入れています。属人化で問題になるケースは、特定の人物しかその業務の対応方法を知らなかったりする状態にあります。 属人化の多くは一時的なリソース不足や、効率重視で慣れている特定の人物に作業が集中することで発生します。そのような状態を回避するために、メンバー間で対応方法の共有や新規メンバーの育成、マニュアル作成による標準化を行い、対応に当たれるメンバーの選択肢を増やしておくことで防止できます。 2.イレギュラーな依頼に対してどのように対応するか 通常であれば、お客様からの依頼内容が過去と同様の内容であれば、同様にアウトプットできるよう対応します。問題になるのは、前例がなく運用ガイドラインにも想定されていない依頼内容の場合です。このようなケースは、大規模サイトを長期的に運用していれば、年間を通じてそれほど多くはないものの、当然に出てくるケースといえます。 対応には以下の2つのポイントを押さえておく必要があります。 ひとつは、Webサイトの一貫性を保ちクオリティを守る目的で決められているガイドラインを参照し、その中で最も類似的なケースを探し出し、ガイドラインの示す意図、目的を解釈しつつ運用メンバーと協議することです。 そしてもうひとつは、当然ながらお客様の意図や目的を踏まえたうえでの依頼内容の理解、確認です。 以上の2つを両立するかたちで、お客様の目的を損なうことなくWebサイトのクオリティを担保し、対応に当たります。 3.日々更新され変化する大規模サイトの進捗管理 更新が活発な大規模サイトでは、総ページ数が多いことに加え、複数の更新案件が同時進行しています。依頼された時点では確定情報が少ないために判断がつかなかったものの、情報が揃ってくる中で他の案件も同じサービスに向けて動いていることがわかった場合、管理上効率が良ければ案件の統合を行うなどして、作業進行にバラツキが出たり、確認作業が煩雑化したりすることを防ぎます。 別のケースでは、修正が進行中であるページに対して、後から来た同じページへの修正依頼の公開日の方が早い場合なども、進捗管理の上で慎重になる場面です。各案件で作業にかかる見込み時間と公開日を明確に把握して、作業タイミングの見極めやリソースの調整をし、スムーズな案件対応を図ります。 以上、今回あげたものは一部ですが、Webサイトの運用であれば共通する課題だと思います。このような施策の実施や見直しを継続することで、Webサイトのクオリティを確保しつつ、お客様の依頼に安全かつスピーディーに対応できるよう、日々、運用体制の強化に努めているのです。...

ブランディング
2018年3月5日

Webサイトの価値を高めるために取り組むべきWebブランディング5つのポイント(2)

前回は、企業の信頼・信用、ブランドイメージを維持、向上させるためにデジタル、とりわけオウンドメディアが重要な役割を担っていることをお伝えしました。そして、Webサイトが企業ブランドに貢献できる“価値”として、「Webサイトのブランド価値貢献度」を金額価値として算出する方法を紹介しました。 Webサイトのブランド価値貢献度の算出方法 今回は、具体的に「Webサイトのブランド価値貢献度」を向上させるための5つの取り組みを、事例を交えて見ていきたいと思います。 取り組みその1「認知貢献効果」を高めるために 最初の出会いで期待に応え、ずっと会いたくなる存在としてブランド認知を強化 ブランド価値貢献度を構成する内訳のひとつとして、「認知貢献効果」という指標があります。この指標は、「Webサイトが企業認知向上にもたらす効果」のことですが、この効果についてまとめたランキングを見てみましょう。 1位のヤマト運輸、2位の日本郵便は集荷依頼や再配達の受付など荷物の発送受取に関する閲覧が多く、普段の情報収集としてWebサイトが活用されていることが想定されます。Webサイトが頻繁に活用されることは、すなわちそれだけ企業を想起する頻度が高いといえるため、両社の認知貢献効果は高い結果となっています。 3位のユニクロはクーポンや来店者への施策はアプリで行い、Webサイトではチラシとしての情報掲載とECサイトに特化して棲み分けを行っており、Webサイトの情報は詳細まで見やすい形で掲載されています。トップページでは新商品やおすすめ商品など更新頻度も高く、普段の商品への興味喚起と購入時の情報取得にWebサイトが高い頻度で活用されていると考えられます。 ユーザーの習慣的なアクセスとサイト利用満足度でブランド想起を高める 下のグラフは、「認知貢献効果」ランキング上位企業の普段と購入時における各企業のWebサイトの情報利用割合です。 普段と購入時における各企業のWebサイトの情報利用割合 「認知貢献効果」ランキングの上位3社は普段の情報接触と購入時の両方でWebサイトがよく活用されており、普段と購入時の利用度の差が小さいことがわかります。つまり、ユーザーの習慣的なアクセスを引き出す「コンタクトポイント強化」と「購入時利用満足向上」の両方によって「認知向上効果」の上昇が期待できるといえます。 生活者は普段、商品の購入検討においては常にPCやスマートフォン、タブレットなどのデバイスを問わず、接触メディアも比較サイトやSNS、ブログ、アプリ、E-Mail、各ポータルサイトなど多種多様なWebメディアから情報収集しています。もはやこのコンタクトポイントは複雑を極めつつあります。多くの企業のWeb担当者はオウンドメディアを起点としたコンタクトポイント設計は行っているものの、ユーザー起点の多岐にわたる利用デバイス、複雑なメディアのコンタクトポイント設計は十分に行えていないのが現状です。 これからは、ユーザーの普段の何気ない生活・暮らしの中に寄り添うコンタクトポイント設計と、購入動機が高まったときに訪れる企業のオウンドメディアにおける利用満足度の高い体験の提供を一気通貫で俯瞰したコミュニケーション設計が求められ、そうすることが「認知貢献効果:Webサイトが企業認知向上にもたらす効果」につながるといえるでしょう。 認知貢献効果向上取り組み事例1 ヤマト運輸 初めて来訪するユーザーや繰り返し訪れるリピーターも含めて最も多くのユーザーがアクセスするトップページでは、最もニーズの高いアクションを優先度高く配置しており、ストレスなく目的の情報やアクションを促すユーザーインターフェース設計となっています。直感的に目的の情報を探すことができ、繰り返し利用するユーザーにとってもストレスなく、シンプルに最短でゴールを達成することができる利用満足度の高いオウンドメディアを実現しています。Webサービス利用のために企業のオウンドメディアに来訪した際にストレスなく利用できる心地よいUXを実現しつつ、LINEやアプリを積極的に提供し、普段のコミュニケーション接点もしっかりと構築している事例といえるでしょう。 認知貢献効果向上取り組み事例2 ユニクロ 普段のスマートフォンでのアクセス接点としてインスタグラムを活用し、ユーザーは気に入った写真をクリックすると、ストレスなくECサイトへの購入ステップへ遷移する設計を行っています。 一方PCサイトにおいては、トップページはユーザーとの最初の出会いの場としてユーザーの最も関心の高いセール情報や新作情報が鮮度高く掲載されています。 日常生活におけるユーザーとのコミュニケーション接点ではスマートフォンでのインスタグラムの公式アカウントを活用し、購入動機を直接喚起するようなセールやキャンペーン情報をプッシュするのではなく、スタイル提案を中心とした情緒的な感性へ訴えるかけるコミュニケーションを行う。そして購入動機が高まったときにもスムーズにECサイトへ誘引できる設計となっています。ECサイトでは商品検討に没入できるUIで、ユーザーコメントや在庫検索、スタイルからの購入検討などを行える、非常に見やすくわかりやすい購入体験の場を提供しています。 次回は、Webサイトのブランド価値貢献度向上に向けて2つめの重要な指標である「好感効果」の向上に向けた取り組みについて述べていきたいと思います。 関連コラム Webサイトの価値を高めるために取り組むべきWebブランディング5つのポイント(1) Webサイトの価値を高めるために取り組むべきWebブランディング5つのポイント(3)...

会社紹介・その他
2018年2月26日

The 社員インタビュー(工藤 友美)

トライベック・グループには、様々なキャリアをもったメンバーが在籍しています。Web業界で豊富な経験を積んできたメンバーはもちろん、全くの異業種からの転職や新卒入社など、バラエティに富んだメンバーが揃っています。 当コラムではそんなメンバーをピックアップしてご紹介。今回は、インフラ・セキュリティ部で活躍する「工藤 友美」に、トライベックへ入社を決めた理由や、働きはじめて感じた率直な感想を語ってもらいました。 プロフィール 工藤 友美(クドウ トモミ) 大学では理学部で数学分野を専攻 有名国立大学に入学したが、さらなる向学心で都内有名私大へ編入学 大学卒業後、シンクタンクやWebコンサルティング大手でIT/Web業界の経験を積む 縁あってトライベックへ入社し、現在は大手Webサイトのインフラ設計や運用を担当しつつ、セキュリティのコンサルティング業務にも従事 これまでの経歴や大学時代 はじめに、これまでのキャリアを教えてください 大学卒業後、金融系のSIer(システムインテグレーター)にてインフラ案件のプロジェクト管理業務に携わっていました。その後、Web制作会社にてプロデュース職としてお客様に対するデジタルマーケティングの企画提案営業、データ分析の会社でエンジニアを経験し、2017年秋にトライベックにインフラエンジニアとして入社しました。 現在、インフラ・セキュリティ部で主にITインフラ運用に携わっていますが、前職でもそのような経験はあったのでしょうか? 前職は、データ分析を得意とする会社でエンジニアをしていました。自社のDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)の運用メンバーとして、データの取り込み・加工・他サイトとの連携・ダッシュボード構築など、多岐にわたる領域をしていました。トライベックのインフラ・セキュリティ部は、法人のお客様のコーポレートサイトの運用やOA業務がメインのお仕事になります。根幹の部分で一致するものもあれば、業界が異なるので作業内容に違いもあったりしますね。 学生時代は、どのような分野を専攻されていたのでしょうか? 学生時代は理学部数学科に所属していました。就職先としては、数学教師、銀行・保険会社、メーカー、SIer等の選択肢がありましたが、私はSIerに絞って就職活動していました。 大学時代、IT業界を志望された理由はどのようなものだったのでしょうか? 世の中がまわるのに欠かせないITシステムに対し、自身も理系分野で貢献していきたいと思いIT業界を志望しました。新卒入社の会社で配属されたのが、金融システムのインフラ管理部門でした。サーバの中の仕組みを理解することが障害を防止する一助となるため、個人的にも重点的に学んでいました。そこでITインフラ運用に面白さを感じたのがきっかけで、今に至ります。 学生時代から勉強熱心だったようですが、これまでにどのような資格を取得されているのでしょうか? 社会人になってから、基本情報処理技術者、Oracle Silver、LPICの資格を取得しました。今後は、国家資格の情報処理安全確保支援士の取得にチャレンジする予定です。 ITインフラ業務の難しさやエピソード ITインフラやセキュリティ分野の仕事は、難しさや特殊性は感じますか? トライベックがサポートさせていただいているWebシステムは、その多くがコーポレートサイトです。コーポレートサイトは常にオンラインであり、システム不具合に対する影響範囲が大きいことが、難しさといえると思います。システムを本番環境へリリースする際は、常にユーザ・顧客へ影響のない方法を検討し、お客様へ提示しています。 トライベックへの入社後、印象に残ったエピソードを教えて下さい トライベックは、やりがいや達成感を常に感じられる環境です。入社後、特に驚いたことが、取引しているクライアントの多さでした。現状のクライアントや運用案件以外にも、新規のシステム構築案件や社内OA等もインフラ・セキュリティ部にて対応しています。 インフラ・セキュリティ部が関わる案件数は多く、多種多様なサービスおよび作業内容が存在します。正確性や慎重さ、迅速な作業が求められますが、一連の作業が問題なくリリースできた時は、達成感を感じますね。 特に印象に残っているのは、現在社内で開発しているサービスのインフラ構築を任せて頂いたことです。ヒアリングから要件定義をして、サーバ構成を考え、必要なサービスを検討して導入する一連の作業を経験できたことは、とても貴重でした。さらなるモチベーションアップにもつながりました。 今後のチャレンジや気分転換 今後、チャレンジしたい領域はどのようなものでしょうか? さまざまなお客様の要望に応えるため、特にAWS(Amazon Web Services)やIDCFクラウドといった、クラウドサービスに精通していきたいと思っています。またインフラ・セキュリティ部の名の通り、インフラ構築だけでなく、セキュリティの知識も必要となるので、業務での経験を積みつつ、情報処理安全確保支援士試験にもチャレンジしていく予定です。 インフラ・セキュリティ部の仕事は、慎重さや正確性が求められ緊張感があると思いますが、リラックスや息抜きはどのようにされているのですか? 自席での作業が多くなるため、どうしても席を立つ機会が少なくなってしまいます。頭が疲れていると感じた際は、意識的に席を立って少しフロアを歩いてみたり、お昼休憩の際は周りのメンバーとランチに行くなどして、リフレッシュしていますよ。 最後に トライベックのインフラ・セキュリティ部の業務に興味をもたれている方がたくさんいます。また、IT業界/Web業界に興味を持たれている女性の方も多くいます。最後にメッセージをお願いします トライベックのインフラ・セキュリティ部は、任せてもらえる範囲が広く、またキャッチアップするサービスも多いため、やりがいや興味をより感じやすい環境だと思います。また、経験が浅い場合でも、しっかりと有識者がレビューをする文化があるため、安心して新しいことにチャレンジできます。 昨今、手に職をつけたいとIT業界/Web業界に入社する女性が多くなっていると感じますが、そのような方にもトライベック・ストラテジーは良い環境なのではないかと思います。 関連リンク 採用情報...

マーケティング
2018年2月19日

Webサイト運用あるある:「このバナーを特に目立たせたい」編

こんにちは! Web運用ディレクターのY氏です。 日頃のWebサイト運用更新でよく発生する状況を「Webサイト運用あるある」として取り上げ、より安定した運用を継続するためのポイントをご紹介します。今回のテーマは「バナーの掲載」です。下記のような場面に遭遇することはありませんか? 今回追加するバナーを“特に”目立たせたい “必ず見て欲しい”バナーなので、一番目立つようにしたい Webサイト運用更新には“つきもの”と言えるほどよく発生する状況ですが、対応方法によっては大きなリスクが発生します。 “デザイン”で目立たせる場合 バナーのサイズを大きくしたり、目立つ色を使ったり、派手なイラストや大きな文字を配置したり……。単一のバナーに限れば、デザイン上の工夫で目立つバナーを作ることは可能です。しかし、Webサイトには“複数”のバナーを“同時”に掲載することが多いため、個々のバナーを主張したデザインにしてしまうと、隣り合うバナー同士で干渉しあってしまい、結果としてどのバナーも目立たなくなるということがあります。また、バナーのデザインに統一感がないと、Webサイト全体のデザインとしてのまとまりもなくなってしまい、ページを閲覧する意欲を削いでしまう(=離脱率を上げてしまう)要因にもなりかねません。 “掲載位置”で目立たせる場合 バナーをランディングページの上部、特に閲覧者が最初に目にする“ファーストビュー”内に掲載すると、閲覧者の目に止まる可能性が高くなります。しかし、少しでも多くのバナーをページ上部に配置しようとすると、ファーストビューをはじめとするWebページ上の“一等地”がバナーによって圧迫され、 “本来伝えたい情報”が目につきにくい位置に隠れてしまう恐れがあります。これでは、バナーのためのWebサイトになってしまい、本来の目的を果たす効果が薄れてしまうため、本末転倒です。 “適切なバランス”で情報を掲載することが重要 Webサイトの本題となる情報を伝えつつ、いざというときに特定のバナーを目立たせるには、バナーを含めたすべての情報を“適切なバランス”で掲載できるよう、あらかじめ情報掲載の“ルール”を決めておき、日頃の運用更新でその状態を“維持”しておく必要があります。バナーの掲載方法をルール化する際は、下記のポイントを押さえておきましょう。 【バナーを掲載できるエリアを明確にする】 ページのどの部分に何を掲載するか、エリアを区切って明確に設計し、“バナーを掲載できるエリア”と“掲載できるバナー数”を決めておきます。こうすることで、想定外の位置にバナーが掲載されたり、特定のエリアにバナーが偏りすぎたりするリスクを防ぎます。 【バナーのデザインを定義する】 バナーのサイズ、使用できる色や文字の種類、基本となるレイアウトパターンなど、“デザイン上のルール”をできるだけ明確に定義します。サイズや形態の異なるバナーが複数必要な場合は、“種類ごとにルール化”します。こうすることで、近隣のバナー同士の干渉を抑制し、Webサイト内に異なるテイストのバナーが乱立するリスクを防ぎます。 【“特例”を作らない】 「ルールの範囲内では、どうしても似たようなトーンのバナーになってしまい、やっぱり目立たない!」という意見が出た場合、できるだけ柔軟に対応したいところですが、ひとつでもルールから外れた位置やデザインで“特例”のバナーを掲載してしまうと、他の部署からも「うちもこんなデザインで掲載したい!」「ちょっと縦幅を広げて大きくしたい!」「もっと上の方に掲載して欲しい」といった要望が出てしまい、収集がつかなくなってしまいます。長期的な視点に立つと、“ルールの範囲内”で“最大限”目立つように調整することが“最善”の方法といえます。 まとめ バナーの掲載に限らず、Webサイトの“ほころび”はひとつの“例外”から生まれます。ひとつでも例外を作ってしまうと、それが“定常化”してWebサイトの体裁を少しずつ崩壊させる引き金となり、結果として設計当初の狙い通りに機能しなくなってしまう可能性があります。せっかく良いWebサイトにリニューアルしても、運用更新でそのコンセプトを失ってしまっては元も子もありません。そうならないよう、まずは基本となる“ルール”をしっかりと定義しておき、Webサイトの更新担当者が掲載依頼をひとつずつ“精査”して、ルールに沿うように“軌道修正”することがとても重要です。こういった小さな積み重ねが、いざというときに“本当に重要な施策”を“スピーディー”に実行し、“確実に成果を上げる”ことにつながるのです。...

会社紹介・その他
2018年2月13日

The 社員インタビュー(久木留 貴士)

トライベック・グループには、様々なキャリアをもったメンバーが在籍しています。Web業界で豊富な経験を積んできたメンバーはもちろん、全くの異業種からの転職や新卒入社など、バラエティに富んだメンバーが揃っています。 当コラムではそんなメンバーをピックアップしてご紹介。今回は、Webシステム開発の中心メンバー「久木留 貴士」に、トライベックへ入社を決めた理由や、働きはじめて感じた率直な感想を語ってもらいました。 プロフィール 久木留 貴士(クキドメ タカシ) 大学で物理学を専攻し、大学院ではCGの研究を行う 新卒入社した会社で、物流系のシステム開発を担当 “人と関わるシステム分野の仕事”に興味を持ち、トライベックへ転職 現在、年賀状印刷の大手サイトをはじめ、複数のシステム開発を担当中 これまでの経歴やトライベックでの仕事内容 はじめに、これまでのキャリアを教えてください 今年で28歳になりますが、社会人歴としてはまだ2年目の新参者です。大学で学部を卒業後、大学院へと進んでCG(コンピュータ・グラフィックス)の研究をしていました。その後、システムエンジニアとして就職し、物流システム関連の開発に携わってきました。そこで初めてRubyという開発言語に出会い、基本的なプログラミングの知識を学んでいきました。その後、縁あってトライベックへと転職し、年賀状などのはがき印刷大手のサイトを任され、PHPを用いたシステム開発に従事しています。 学生時代は、どのような分野を専攻されていたのでしょうか?また、どのような業界/職種をメインに就職活動をされていたのでしょうか? 大学生では物理学を専攻していました。大学4年で研究室に配属された時に、ほんの少しだけプログラミングをかじったのがきっかけでIT業界に興味を持ちました。その後、大学院へと進学しましたが、就職にあたってはシステム開発を行っている会社を中心に就職活動をしていました。 学生時代から勉強熱心だったようですが、今はどのような分野に興味を持っていますか? 私の知人でSEをしている方が応用情報技術者の資格取得にむけて勉強していると聞いて、私も機会があれば挑戦したいなと思っています。その他にも、AWS(Amazon Web Services)の勉強をしてみたいですね。 Web業界ならではの難しさやエピソード トライベックではWeb関連のシステム開発を担当中ですが、Webにまつわるシステム開発ならではの難しさや特殊性は感じますか? 前職と比較すると、“自分の仕事に関係する知識さえあればよし”ということにはならないという点です。トライベックのシステム開発業務は、基本的にはアプリケーションの設計・開発・保守がメインとなります。より良い設計をするためには、インフラ側の知識も必要になるなど、この業界に入って学ぶべきことは沢山あると痛感しています。幅広い知識を持ち“知の高速道路”が完成するには、まだまだ時間がかかりそうです(笑) トライベックへの入社後、年賀状などのはがき印刷大手サイトのWebシステムを担当されていますが、印象に残ったエピソードを教えてください 基本的にプロジェクトメンバーが複数人いるので、チーム一丸となって役割分担を行い、課題にどう対応するか考えて取り組んでいきました。チームみんなでお互いにサポートしながら、できあがった商品を無事に納品できたときはものすごい達成感を得ることができました。 仕事への心がけや気分転換 トライベックは“チームを組んで仕事をする”ことが多いですが、先輩から学ぶことも多いのではないでしょうか? 先輩方は豊富な知識・経験を持っている方が多いので、勉強になっています。単にWebのシステム開発知識だけではなく、ネットワークやセキュリティ、プロジェクトマネジメントやコンサルティングなど、幅広い分野を経験して学ぶ機会がトライベックにはありますね。 今後、仕事でやってみたいことやチャレンジしたい領域は、どのようなものでしょうか? 私は“人と関わること”が好きなので、もっと対外的な仕事にも積極的に挑戦をしてみたいと思っています。人前に立つことには慣れているので、そういう機会が得られればぜひとも挑戦したいです。 テクノロジーソリューション部の仕事は、慎重さや正確性が求められ緊張感があると思いますが、リラックスや息抜きはどのようにされているのですか? 美味しいお酒を飲んで、気分転換をすることです。仕事を頑張った週末は、“今週もお疲れ様でした”と思いながらお酒を飲み、リフレッシュしています。浅草や上野など下町の飲み屋街が大好きなので、仕事を頑張った週末は、自分へのご褒美で出かけたりしています。 最後に トライベックのテクノロジーソリューション部の業務に興味をもたれている方にむけてメッセージをお願いします トライベックでは“ひとにやさしく、つなぐデジタルを”と掲げておりますが、これはお客様だけに対するテーマではありません。トライベックは、社員一人ひとりへの気遣いがあり、社員の声を尊重してもらえる働きやすい環境が揃っています。もちろん、楽しいことばかりではなく辛いこともあるとは思いますが、そのような時でも気軽に相談できる先輩や仲間がたくさんいます。 私もまだまだ若輩者ですが、トライベックは社内活動も豊富で仕事以外のこともたくさん学べる場所になっています。皆さんに少しでもトライベックに興味を持っていただき、一緒に働けるような機会があると嬉しいですね。共に働き、立派な社会人になれるように頑張っていきましょう! 関連リンク 採用情報...

クリエイティブ
2018年2月5日

Webを面白くするのは、“雑種”クリエイティブ

いろいろまとめて、コミュニケーション業界 最初の大きな変化は2000年代に入る少し前くらいから助走のように訪れました。当時私は広告代理店のクリエイティブ部門にいて、その大きなうねりは業務の守備範囲をガラッと変えてしまいました。いうまでもなくネットインフラの普及整備によって、それまでの、CMを中心としたマス媒体のクリエイティブ表現をつくればよかった時代から、デジタルを使って何ができるかを考えなければならなくなったのです。あとは加速あるのみ。メディアミックスが叫ばれ、トリプルメディアが啓蒙され、オムニチャネルに詰めよられる状況です。 その後Webの業界に移り、当社トライベック・ストラテジーでクリエイティブ部門を立ち上げた私が最初に目指したのも、「オウンドメディアを核にしたコミュニケーションデザイン」でした。Webは他のメディアと連動させればもっと機能すると感じたから。これが、たかだか3年前です。 そして今度は異業種参入の大波が。広告会社や我々のようなデジタルマーケティング企業、種々のIT企業、ネットベンチャー、そこにコンサルティングファームが加わり、データを保有する企業が顔を出し、競合したり、融合したり、共創したりの百花繚乱が現在。まとめて「コミュニケーション業界」とでも呼べばいいのでしょうか。 クライアント企業の要望が、つまるところ「企業やブランドの価値を高め、エクスペリエンスによってファン化を推進し、エンゲージメントを強化する」ことが大命題になっているのだから、当然の流れといえるのかもしれません。 いろいろまとめて、Web表現も大進化 そんなこんなの変遷の中で、Webにおける表現手法もこれまた拡大化・高度化の一途をたどります。 昔は地味だったコーポレートサイトひとつとってもそうです。もはやサイトトップに動画を持ってくるのは当たり前になりました。このイメージムービーもこれからはブランドCMをつくるようなアイデアやアテンションが求められるでしょう。先ほどの大命題に照らせば、そのブランドに共感を得るためのフィロソフィーやストーリーの構築が大重要です。 写真のオリジナリティ。音楽の活かし方。トレンドを意識しなければデザインはすぐに古びてしまうし、エディトリアルのセンスがなければ情報整理の手法は拡がらない。SNSとの連携はコミュニティを立ち上げること。サイトで購入できる仕組みは店舗作り(しかもECサイト的量販店ではなく、セレクトショップやアンテナショップの感覚)。それらはコンテンツとしてさまざまなユーザーと良好なコミュニケーションを結ぶ。逆にいえば、それらを求めてサイトに訪れたユーザーは、求めるそれらがなければ秒速で立ち去ってしまいます。 今、ひとつのWebサイトをリリースするにも、数年前にいわれた、メディアと施策とクリエイティブを合わせてターゲットの気持ちを動かす、コミュニケーションデザインの手法で考えられていなければならないということなのです。 そんな時代の、Webクリエイティブ これからは、あらゆる表現能力に長けたハイブリッドなクリエイターが求められるという、恐ろしい結論となってしまうのですが、ここで、ダーウィンの名言を思い出してください。「生き残る種とは、もっとも強いものではない。もっとも知的なものでもない。変化にもっともよく適応したものである」という至言、ご存知の方も多いと思います。では、変化に適応できるのはどんな種でしょう? それはズバリ「雑種」ではないかと思うのです。「速く走る」という1点のみに特化したサラブレッドではなく、「走れるし、飛べるし、泳げるし、なんなら歌って踊りますよ!」という「雑種クリエイター」が力を発揮するのではないだろうかと。 このコラムを書いているのは年初なので、壮大な初夢をひとつ。 5人の才能を集めてみました。ひとりはピカソ。多彩な作風と、画商などに新しい作品をアピールする能力にも長けていた芸術家。次はシェークスピア、史上最強のストーリーテラー。そしてモーツァルト、人の気持ちを高揚させたり癒してくれたりする天才音楽家。さらにアインシュタイン、科学者は稀代のテクノロジスト。最後にアンディ・ウォーホル、デジタルがほぼない時代からデジタル的なポップアートの旗手。彼らの遺伝子を配合したクリエイターが、もし今のデジタルの領域で表現を試みれば、いったいどんなエクスペリエンスが生まれるのでしょうか。 もちろんこれは、私のいう「雑種クリエイター」の極端な夢物語。ひとりのクリエイターがマルチな才能を身につけるにも限界はありますから、現実的には各分野のプロフェッショナルをプロデュースし、クリエイティブディレクションできる能力がWebにおいてもますます求められるのでしょう。 最後に、手前味噌ではありますが、トライベックのクリエイティブチームは様々な出自を持つメンバーを集めています。私のような広告代理店出身者、あらゆるプリントメディアに精通した熟練のグラフィッカー、ムービーもコーディングもこなす腕利きのWeb職人、その他、コピー、イラスト、エディトリアル、アーキテクト、インターナルコミュニケーションのスペシャリストなど。チームとしての「雑種力」を鍛えて、クリエイティブに精進していきます。...

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