広報・PRに関する知識・経験・スキルを認定する「PRプランナー資格認定制度/検定試験」

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公益社団法人 日本パブリックリレーションズ協会(以下、日本PR協会)がPRパーソンとしての知識、スキル、職能意識を有することを認定する「PRプランナー資格認定制度/検定試験」というものをご存知でしょうか?

PRプランナー資格認定制度

私は2015年度前期(第16回)の試験に合格して、2016年度からは日本PR協会のPRプランナー部会 幹事として、PRプランナー資格のプレゼンス向上と取得メリット拡大のための活動もしています。今回はこのPRプランナー資格認定制度/検定試験について、簡単に紹介させていただこうと思います。

「PRプランナー資格認定制度」とは

PRプランナー資格というのは、おそらく日本国内における広報・PR業務に関する唯一の専門資格ではないかと思います。資格認定制度の公式Webサイトには、日本PR協会がこの制度を導入した目的が以下のように明記されています。

本検定試験は、企業やPR関連会社などで広報・PRを担当している方はもちろん、広報・PR業務を希望する社会人・学生を対象に、広報・PRの基本的な知識から実践的なスキルまでを検定し、「PRプランナー資格」「准PRプランナー資格」「PRプランナー補資格」を認定するものです。
これにより、広報・PR活動の社会的認知の拡大をはかり、広報・PR業務に携わる人材の育成と技能向上に寄与することを目的としています。

引用元:資格認定制度について(PRプランナー資格認定制度/検定試験)

そもそも、広報・PRの能力というものには形がなく、数字などで可視化することもできないため、客観的な評価が難しいという側面があります。しかし、基礎的な知識を問う1次試験から専門的な知識を問う2次試験、実務スキルを評価する3次試験までをクリアしているPRプランナー資格保有者であれば、「広報・PRに関して一定レベルの知識と経験を持ち合わせている」ことを証明することができると言えるでしょう。

「PRプランナー資格」は今年10周年を迎えます

2007年にスタートしたこのPRプランナー資格認定制度ですが、昨年2016年には資格保有者が累計で2,000名を突破し、今年2017年には10周年を迎えます。「広報・PR」という仕事の存在感もこの10年間で大きく変化してきており、より専門的なスキルを求められる場面も増えてきていると言われています。

この資格認定制度発足10周年のタイミングをひとつのきっかけとして、これまでの10年を振り返り、さらに10年先を見据えたPRプランナーのあり方について皆で考えることで、PRプランナー資格が今後一般にもますます広く認知され、PRパーソンの知識や経験に一定の「お墨付き」を与えられるような、資格保有者にとって有益な資格になるよう育てていきたいと考えています。

なお、2017年度後期(第21回)の1次試験(2017年8月20日(日)実施)の受験予約受付は2017年7月14日(金)までとなっています。下記の公式サイトから受験申し込みができますので、興味のあるPRパーソンはぜひチャレンジしてみてください!


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PRプランナー資格認定制度/検定試験

この記事の執筆者

M.T

広報ブランド室 室長

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