「T-CONFERENCE」 感謝と期待とトライベックらしさ

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オープニングからの熱気に、感謝ひとしきり

トライベック・グループ最大のイベント、「T-CONFERENCE」。その第2回目が去る3月1日、赤坂インターシティコンファレンスで開催されました。今回も多くのお客様にご来場いただき、トライベック・グループの社員一同、感謝の気持ちでいっぱいです。
数ヶ月前から準備を始め、いくつかのトラブルを乗り越えながら、全社を挙げての取り組みだっただけに、オープニングの瞬間、あの広い「the AIR」という会場が満席になっている光景を目にした時は、正直、涙が出そうになりました。

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さて、喜びも感謝も筆舌に尽くせないのは、メインコンテンツである講演やセッションが、手前味噌ながら、かなり充実したものになったからだと思っています。参加がかなわなかった方に、ほんのさわりだけでもお伝えできればと筆をとりました。

オープニングは、トライベック・グループ代表の後藤が、今回のカンファレンスを横串しする大テーマ、「BEYOND DIGITAL〜既成の枠組みを超えて、新たな顧客体験を創造する〜」を掲げ、そこから分岐する各セッションの見どころを解説。「徹底的に本質を考える1日です!」と高らかに宣言し、「T-CONFERENCE」の幕が開きました。

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最初の基調講演は、初代バチェラーとして名を馳せた株式会社クラスの久保裕丈氏による「デジタル時代における、顧客との継続的な関係を築くものづくりとブランディング戦略」と題した講演。満員の会場に、早くも熱が帯びていきました。

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各セッションも白熱、トライベックらしさが凝縮

その後は、各テーマに即してトライベックの執行役員がモデレーターを務めるパネルディスカッションへと移ります。
まずは「BRANDING」のセッション。このコラムを書いている私の担当ですので、少し詳しくご紹介します。お招きしたのは、株式会社WONDER TOKYOの大森洋平氏と株式会社ディノス・セシールの石川森生氏。かたやアートなどのステキなモノ/コトを操って様々なブランドを牽引するプロデューサー/クリエイティブディレクター。かたや通販大手に新風を吹き込んでブランドをリデザインするプロフェッショナル。私は進行に徹するだけで、熱い議論を交わしていただきました。
我々が導き出した結論は、「BRANDINGはコアとシェア」。核(コア)となる部分の考え方と、その広げ方(シェア)の方法論です。「ブランドを創っていくのは今とても複雑だけど、本当はすごく面白いワークですよね」と話しあった、”楽しく取り組む空気感”が来場者に伝わっていれば幸いです。

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次なるテーマは「Customer Experience」。キャップジェミニ株式会社の白崎宏一氏と株式会社ディーカレットの白石陽介氏による、「FinTechに学ぶ、これからのマーケティング・イノベーション」と題したセッションです。FinanceのサービスをTechnologyによってどう広げていくかというFinTech。金融にまつわる堅い内容ではなく、事例ムービーやCMも交えて、ヒューマニティあふれる近未来の体験を予感させてくれる、楽しいセッションとなりました。

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続いてのテーマは「DATA」です。「目的志向のチームビルディングが引き出すデータの真価」を語っていただいたのは、KDDI株式会社の森本祐吏氏と日本経済新聞社の小林秀次氏です。
ビッグデータは、あらゆるセミナーやカンファレンスで語られるテーマですが、「データの価値を最大化するプロジェクトチーム」という視点は、ちょっと他では聞けない内容。日頃マーケティング業務にたずさわっていらっしゃる方々にとって、解決のヒントが満載だったのではないでしょうか。

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最後のテーマは、「Customer Engagement」。アッヴィ合同会社のクリス・フィリップス氏とVeeva Japan株式会社の西田竜太氏にご登壇いただいた「”User Driven”なコミュニケーションを実現する次世代プラットフォームとは」のセッションです。
トライベックがお手伝いさせていただいた「医療関係者向けのデジタル・プラットフォーム」を事例とした、企業と顧客とのコミュニケーション課題と解決策についての議論は、あらゆる業界に役立つ知見を提供していただけたと感じました。

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そしてエンディングは、デジタルハリウッド大学の学長である杉山知之氏の「人工知能と人類の向こうへ」と題した基調講演です。デジタルが引き起こす壮大な未来と、直面する現実、人類への期待など、示唆に富む内容でカンファレンスを締めくくってくださいました。

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期待をひしひしと感じつつ、次の未来へ

またメイン会場とは別に、カフェスペースと展示ブースを設けました。デジタルマーケティングの無料相談会や、トライベックが提供いたしますマーケティングプラットフォーム「HIRAMEKI management®」のご紹介、さらにトライベック初のBtoC向けアプリのご紹介にも、ご休憩がてらたくさんの方々にお越しいただきました。重ねてお礼を申し上げます。

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おかげさまで、2017年12月に開催しました第1回に比べて、来場者は約40%の増加となり、アンケートの結果も概ねご満足いただける回答が多く、ホッと胸をなで下ろしています。それとともに、トライベックに対する期待もそれだけ高いのだなと背筋が伸びる想いでもあります。
お仕事をご一緒していただけるクライアントの皆様、協力していただける関係者の皆様のご期待に応えつづけていけるよう、変化の激しい時代ですが、つねにトライベックらしさを失わず、力を合わせて頑張っていこうと誓った日でもありました。
「T-CONFERENCE」に関わっていただいたすべての皆様に深く感謝しています。
どうもありがとうございました。

この記事の執筆者

杓井 一夫

執行役員 エグゼクティブクリエイティブディレクター

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