日産自動車株式会社 クリエイティブ事例

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- プロジェクトストーリー
課題
- 2020年に刷新したブランドロゴの浸透を促し、イメージを共通化していく必要があった
- 言語による伝わり方の違いを乗り越え、一貫したイメージの日産自動車のブランドを世界中の人々に伝えること
ご提案
- 日産自動車の方にも参加いただくデザインワークショップを実施し、企業としての提供価値を定義
- UXの実現とブランドの世界観を表現するデザイン
成果
- 世界中で支持されるUIデザインになり、ブランドの世界観を印象づけるコーポレートサイトに
Subject課題
どの国の人が見てもわかりやすい、グローバルで通用するUIデザインが必須

日産自動車としてコーポレートブランド(VI)があるなかで、国や世代などよって第一想起するロゴが違うという課題がありました。コーポレートサイトでのコミュニケーションを通して2020年に刷新したブランドロゴを浸透させ、イメージを共通化していく必要がありました。
また、日本だけに留まらず、欧米・アジアといった世界中のステークホルダーが訪れるコーポレートサイトでは、どこの国の人が来訪してもブランドメッセージが伝わり使い方がひと目で分かるデザインやUXが必要でした。
Suggestionご提案
ワークショップで洗い出したデザインキーワードからデザインを導く
全体を通して、課題でもあるイメージチェンジとロゴの浸透を意識して進めていきました。
デザインフェーズでは日産自動車の方に参加いただきワークショップを実施することから始まり、そこから「Feeling of Hope」「To the Future」「Global innovator」の3つのデザインキーワード導き出した上で、デザイン制作を進めました。
ただ、デザインやUXなどは国ごとに好みが少しずつ異なります。日本企業のサイトは情報整理が良くできていて、欧米の企業のサイトは見た目のインパクトが強いという傾向もあります。今回の日産自動車様のコーポレートサイトは、日本人も多く訪れますが、欧米やアジアなど世界中の人びとが訪れます。情報構造の整理によるわかりやすいUXとインパクトのあるデザインのバランスをとり、ブラックを基調としたスタイリッシュでグローバル感があふれるサイトにすること目指しました。
Achievement成果
世界中の人びとがブランドメッセージを感じるに分かりやすいサイトに
グローバルで通用する、デザイン・UXのサイトが完成したことが一番大きいと思います。日本の会社をメインクライアントにしている企業にデザインを依頼すると、どうしても日本っぽさの強い、説明的なデザインになってしまいますが、トライベックはそれを越えるデザインのサイトを作ってくれました。それでいて、UXも損なわれていないと思います。
プロジェクトを振り返って

ファーストビューやビジュアルの部分では、何度か修正をお願いしました。世界中で通じるデザインを目指すための修正でしたが、最後まで粘り強く期待に応えてくれました。
「もっとフラッシーに」など感覚的な表現で伝わらないことがありましたが、最終的には日産自動車の人や情熱を感じるデザインになりました。

日本と世界の橋渡しとなるデザインを制作していだきました。コンテンツに関しても、これまではどうしても日本のコンテンツが多くなり、海外への発信力が弱い部分があったので、リニューアルを機にグローバルに向けての発信を強化していこうと思っています。
トライベック担当者より

吉野
クリエイティブ面では、グローバルで通用するモダンな印象のUIデザインを訴求することを目指しました。特に要望としていただいていた、日産自動車らしい華やかさを訴求するデザイン制作は難易度が高かったです。
両社の認識をすり合わせるために、デザインフェーズでは最初にブランドを考えるワークショップを実施。多くの部署の方に参加いただき、ブランドを改めて考えるところからスタートしました。そこで得た情報をコンセプトとして落とし込むことで、Nissan Ambitionを高いクオリティで描くなど、サイト全体を通してブランドイメージを構築することができたと思います。
クライアント | 日産自動車株式会社 |
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リリース時期 | 2022年4月 |