三井不動産レジデンシャル株式会社 コーポレートサイトリニューアル
- プロジェクトストーリー
クライアントの課題
サイトの役割が不明瞭、懸案のスマートフォン最適化
三井不動産レジデンシャルのコーポレートサイトが担う役割は大きく2つあります。1つは、企業情報や採用情報など、三井不動産レジデンシャルの企業活動を分かりやすく伝えること。もう1つは、物件を検討しているユーザーへの販売促進であり、独自の不動産情報サイト「三井の住まい」や、競合他社との明確な差別化となる「三井の住まいモール」や「三井の住まいLOOP」を訴求し、スムーズな誘導を行うことにあります。
しかしながら、リニューアル検討時点においては「三井の住まい」と重複する情報が散見するなど、コーポレートサイトで提供すべき情報が整理されておらず、サイトの役割が不明瞭となり「伝わりにくい」「販促につながりにくい」状態でした。
また、スマートフォンからのアクセス増加に伴い、「三井の住まい」では既にスマートフォンサイトを開設していましたが、コーポレートサイトのスマートフォン最適化は懸案となっていました。
トライベックの答え
役割を明確にし、販売促進につながるサイトへ
役割の明確化、販売促進につながるサイトへの変換をコンセプトに、下記の施策を実施しました。
1.サイト構造の再構築
三井不動産レジデンシャルの住まいづくりへの考え方や取り組みをユーザーに分かりやすく伝えるということと、「三井の住まい」へのスムーズな送客を強化して販売促進につなげるために、既存コンテンツの整理及び、再配置を行いました。
2.マルチデバイス対応
スマートフォン、タブレットをはじめとするインターネット閲覧環境の多様化にはレスポンシブデザインを採用することで対応し、運用の負担が増えないようにしました。
3.ユーザビリティやターゲット層を踏まえたデザイン
多様なユーザーが訪問することを想定した広い余白・明確なコントラスト、プレーンでシンプルなデザインなど、ユーザビリティやターゲット層を踏まえた分かりやすく伝わるデザイン、さらには最新トレンドのエッセンスを加味した情緒に訴えるデザインを採用しました。
プロジェクトの成果
三井の住まいサイトへの送客率、コーポレートサイト経由での資料請求、来場予約が増加
サイト構造の再構築、ユーザビリティやターゲット層を踏まえたデザインリニューアルを実施したことで、コーポレートの役割が明確になりました。結果として、リニューアル前に比べ、コーポレートサイトのトップページから「三井の住まい」への送客率が約4倍に増加、またコーポレートサイトを経由して「三井の住まい」で物件の資料請求、来場予約を行ったお客様が約7割増加しました。
また、レスポンシブデザインの採用により、運用負荷をかけずにマルチデバイスに対応したコンテンツの提供が可能となりました。
クライアント | 三井不動産レジデンシャル株式会社 |
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URL | http://www.mfr.co.jp/ |
リリース時期 | 2013年8月 |
関連リンク
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