トクラス株式会社 コーポレートサイトリニューアル
- プロジェクトストーリー
クライアントの課題
社名変更に伴うリブランディング
ブランドロイヤリティの向上を軸に「TOCLAS」ブランドを再構築
2013年10月1日にヤマハリビングテック株式会社からトクラス株式会社への会社名変更に伴い、新生トクラス株式会社のブランディングを目的にサイトリニューアルを行いました。
ユーザーにとって馴染みのあるブランドイメージであった「ヤマハ」ブランドが無くなる中で、ブランドロイヤリティの向上を軸に「TOCLAS」ブランドの再構築をするために、Webを含めたあらゆるチャネルで一貫した方向性を導く必要がありました。
暮らしを想う気持ちが伝わり「共感」していただけるよう、徹底したお客様視点で、わかりやすく、エモーショナルなサイトへリニューアルする方向性となりました。
トライベックの答え
カタログから脱却し、プレゼンテーション重視のサイトへ
既存の住宅設備業界の状況(コモディティ化されたプロダクトアウト志向や表現が一般化されている)も踏まえ、お客様マインド志向で(競合他社と)差別化されたユーザー訴求力の高いサイトを目指しました。
ランディングページを新設し、トクラスの想いを伝える場を用意
細かな機能や性能、仕様の説明は商品概要ページもしくはカタログに譲り、「キッチンやバスルームは長い年月毎日使う必需品だからこそ、トクラスはこう考えた」という想いをシンプルに表現しています。
さらに、伝わるデザインとして、画像中心のI型レイアウト、動画やアニメーションによる表現を採用
カラースキームはサイト全体のものに準じ、無彩色を中心とし、色やアクセントは商品やイメージ写真で表現しています。商品写真については、質感まで伝わるような配置や表現を意識し、また、特長が直感的に伝わるよう動画やJavaScriptによるアニメーションも積極的に採用しました。
今後を先取りした新たな試み
基本的に全てのページをHTML5+CSS3により制作。また、マルチデバイス対応としてトップページ及びカテゴリトップページにて、レスポンシブデザインを採用。ブランド世界観の統一のために、カテゴリのアイコンや上位階層ページにおいてWebフォントを採り入れるなど新たな試みを行いました。
プロジェクトの成果
これまでに無いユーザーインターフェイス及び表現によって、トクラスの想いを「伝える」から「伝わる」サイトへと変貌を遂げる
ユーザビリティ/アクセシビリティへの対応により、再構築前のWebユーザビリティランキング評価と同調査において得点が大幅にアップ。順位が24位から1位へと飛躍的に改善し、利用者の利便性向上を図ることができました。
また、共通コンテンツ規格策定によるホームページ全体のコンテンツ品質向上と維持に貢献。共通テンプレート導入と中期施策によるホームページ管理、運用担当者ならびに関連業者の負荷低減とガバナンス強化を同時に実現することに成功しました。
クライアント | トクラス株式会社(旧ヤマハリビングテック株式会社) |
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URL | http://www.toclas.co.jp/ |
リリース時期 | 2013年10月 |
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