日本赤十字社 コーポレートサイトリニューアル
- プロジェクトストーリー
クライアントの課題
新たな支援者を獲得するために、Webサイトを通じた情報発信力の強化とブランディングが課題に
インターネット利用者が増加し、高齢者の利用割合も上昇しているなど、生活者を取り巻く環境が大きく変化する中で、Webサイトの活用による情報発信力の強化や幅広い世代への事業理解がこれまで以上に重要になっていました。特に、既存支援者の高年齢化や地域コミュニティの希薄化によって寄付額の減少が課題として拳げられるなか、若い世代を中心に新たな支援者をどのように増やしていくかということが大きなテーマとして挙げられていました。
日本赤十字社のWebサイトは前回のリニューアルから5年経過しており、サイト構造やコンテンツ・デザインが、効率的な情報取得や利用者ニーズを満たすものになっていないという問題が散見されていたため、日本赤十字社への関心・信頼の向上、日赤ブランドの再構築、寄付行動の促進など、具体的な成果を創出することを目的にプロジェクトがスタートしました。
トライベックの答え
利用者ニーズに合わせストレスなく情報取得ができるだけでなく、日赤の“想い”や“熱意”が伝わるオウンドメディアへ
利用者視点でカスタマージャーニーを再定義し、サイト構造・ページ構成・導線等を見直すなど様々な利用者が必要な情報をスムーズに取得できるように改善することで、事業に対する理解・共感を促すだけでなく、トップページを中心に日本赤十字社の想いや具体的な活動内容が的確に伝わるように見せ方を工夫することでブランディングの強化を図りました。
また、近年のインターネット利用におけるマルチデバイス化を踏まえ、サイト全体をレスポンシブデザインで再構築することで、どのような端末でアクセスしても容易に情報取得ができるよう配慮しました。
プロジェクトの成果
寄付や献血・ボランティアの参加など、利用者の具体的な“アクション”に寄与
利用者視点でWebサイトの根本的な再構築を図ったことで、寄付行動をはじめ、献血やボランティアなど利用者の行動につながるスムーズな流れを実現。
また、リニューアル前は具体的な取り組みが伝わりづらく、日本赤十字社の想いや熱意が感じられないという課題が挙げられていましたが、トップページを中心に活動内容が一目で分かるよう改善をしたことで、“顔の見える”Webサイトに生まれ変わることができました。
さらに、運用基盤としてCMSを導入し、複数の担当者がITリテラシーに関わらず誰でも簡単に更新が行えるようにしたことで、タイムリーな情報発信が可能となりました。
クライアント | 日本赤十字社 |
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URL | http://www.jrc.or.jp/ |
リリース時期 | 2014年9月 |
関連リンク
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