「登山部」第11回:景信山~相模湖レポート!

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「登山部」第11回:景信山~相模湖レポート!

トライベック「登山部」は、2025年5月24日(土)に活動を実施しました。
週末は天気予報で雨になるかも…という状況で、決行判断したのは2日前…それでも事前の予定確認で参加意向を示してくれていた10名での実施となりました。

前回から参加の若手が、同期を誘ってくれたり、過去に参加したことがあるけれど前回は来られなかったメンバーが再度参加してくれたり、登山未経験ながら初参加もいて、若手多めとなりました。
第10回は埼玉県方面でしたので、今回は東京の西、高尾山の奥にある「景信山」を目的地としました。
景信山は登山部として第6回の時に一度登っています。前回は秋でしたが、今回は初夏ということで、違う景色が見られる予定です。

まずはバス移動からの舗装路

曇り空でしたが、当日最新の天気予報でも下山までは雨が降らない見込みで、一安心。待ち合わせ場所は高尾駅北口で、全員時間どおりに集合!

  • 高尾駅北口は趣のある駅舎です
    高尾駅北口は趣のある駅舎です

登山口まではバスとなるコースなので、まずは全員でバス乗り場に移動。登山シーズンのためか行列ができていましたが、増便されていたため全員が間もなく同じバスに乗ることができました。
現在もリモートでの勤務が多く、オフィスで会うのがまれなこともあるので、集合してから、バスの中では挨拶がてらの近況報告。

  • 車内での様子。近くにいる同僚と会話
    車内での様子。近くにいる同僚と会話

終点の小仏バス停で降りると広場になっているので、そこで靴紐を結びなおしたり、準備運動をしたりして、登山開始に備えます。

  • 準備運動をしっかりする人と、あまりしていない人
    準備運動をしっかりする人と、あまりしていない人

ここから登山口までは20分ほどの緩やかな登りの舗装路。みんな元気いっぱいなので、カメラを向けると笑顔です。自然な様子を撮影したいのですが、みんなカメラの気配に目ざとい…。

  • スポーティーな服装での参加が多い若手
    スポーティーな服装での参加が多い若手

登山口に到着するころには、更に暑さを感じて、さっそく上着を脱いでリュックにしまったり水分を補給したり、本格的な山道に入る前に準備をしました。

  • ここから一気に山道になります
    ここから一気に山道になります

登山開始~山頂まで

このコースは、登山口からしばらく、斜度がきつい登りが続きます。
二日ほど前に少し雨が降ったようなので、登山道の状態を心配していましたが、前日の晴れである程度乾いていたのか、足元が滑りにくいのは幸いでした。
それでも、木の根や岩に足を取られないよう、気を付けて登ってきます。

  • 前半は斜度がキツめ…
    前半は斜度がキツめ…

登り始めて20分ほど、やや広めの平坦な場所に出たので、軽い休憩と水分補給をしました。
ここで、前回も杖を愛用した若手メンバーが、杖がやはりほしい、ということで周りを物色し始めました。みんなの協力もあり、良い枝が落ちているのを見つけることができたようです。

  • 前回、杖を愛用したメンバーは再び杖を吟味
    前回、杖を愛用したメンバーは再び杖を吟味

更に30分弱登り続けると、コースの分岐地点に出ました。再び水分補給などをして、この先を若手に先導してもらうなど話します。

  • 分岐点での一服
    分岐点での一服

ここからまた一時的に斜度が上がったり、すれ違う登山者も増えたりしたので、撮れた写真は少な目でした。

  • 若手が順番に先頭になって進みました。元気なのでここでも笑顔
    若手が順番に先頭になって進みました。元気なのでここでも笑顔

山頂手前にトイレがあり、その後、急な木の階段を登りきると山頂になります。その最後の階段を、男性陣は駆け上がっていきました。
景信山は標高727m。東京都と神奈川県の県境にあり、高尾山と陣馬山のほぼ中間になります。山頂は広々としていて、茶屋もあり、晴れていると富士山をはじめ丹沢の山々の眺めも素晴らしい場所です。

  • 全員の集合写真の前に若手だけで一枚
    全員の集合写真の前に若手だけで一枚

山頂での楽しみ

天気が良い場合は富士山ものぞめるのですが、この日は雲が多くて見えませんでした。
その点は残念でしたが、現在1軒となった茶屋が営業していたので、ここで出来立ての山菜の天ぷらや熱々のなめこ汁などを各自で購入することに。

  • 山菜の天ぷらを求めて並びました
    山菜の天ぷらを求めて並びました

山菜の天ぷらはその日によって具材が変わり、注文すると1人前ずつ丁寧に揚げてくれます。これを待つのも楽しみで、味付けは塩のみ。見たことがない山菜が多いですが、揚げたてはパリパリ。なめこ汁のなめこは大きく、とろみのある汁は冷めにくくて美味しいのです!

  • 名物の山菜の天ぷらとなめこ汁
    名物の山菜の天ぷらとなめこ汁

登山中は暑さで薄着になっていましたが、立ち止まって汗が引いて、山頂は風もあるので、体が冷えがちになります。しかし、茶屋で温かいものを買えたり、持参のバーナーでお湯を沸かしたり、各々食事で温まることができました。

  • 持参したお弁当と一緒に茶屋の温かい食事を楽しむ
    持参したお弁当と一緒に茶屋の温かい食事を楽しむ

食事を終えて、山頂の反対側に向かうと、ひらけた展望スペースがあります。以前はこちらに別の茶屋があり、前回のランチはこちらでいただいたのですが、移転してしまいました。
ここからこれから下りる方向や、高尾山などを眺めました。

  • 城山と高尾山などの山並みを眺める
    城山と高尾山などの山並みを眺める

通りすがった登山客に全員での写真を撮っていただきました。

  • 山の稜線をバックに、全員でもう一枚
    山の稜線をバックに、全員でもう一枚

小仏峠を経由して下山

ところどころ急な部分や、岩が滑るところもあり、足元に気を付けながら小仏峠に向かって下ります。時々滑ったのか悲鳴が上がったり、慎重を期してゆっくりしたりもするので、やや行列は伸びがち。それでも休憩地点に無事到着しました。
ここで軽くお菓子を食べたり、登山客同行の犬と遊んだりしたのですが、写真を見返すとみんなすごくいい顔で笑っています。何を話していたのだったか…。

  • とても楽しそうな下山途中の休憩
    とても楽しそうな下山途中の休憩

前回(第6回)この小仏峠に来たときは、ここから再び登りで城山を経由して高尾山に向かいましたが、今回はルートを変えて相模湖方面に下ることにしたので、江戸時代の五街道のひとつ甲州道中(甲州街道ともいう)の一部を歩くことに。地図があったので、説明をしましたが、あまり興味ない人が多数…。みんな心は下山後の楽しみに向かいすぎです。

  • 現在地とこの後の行程を説明
    現在地とこの後の行程を説明

再び下り始めて間もなく、先頭付近を歩いていたメンバーが赤紫で光沢がある虫を発見しました。画像検索してみると「オオセンチコガネ」というコガネムシの一種でした。
登山道の真ん中にいて踏まれるのもかわいそうなので、道から避難させるついでに手に持つと、後輩たちはドン引きした顔をしていました…この写真の距離感(笑)
最近は虫と触れ合う機会もないからでしょうか。コガネムシは道の脇に置いてあげました。

  • 虫に対する対応の落差が面白い
    虫に対する対応の落差が面白い

途中、振り向くとなぜか杖を持っている若手が増えていました。
下りで滑りそうな時や、足が疲れてきているところにみんなほしくなったのか、また、都合よく杖に適した枝が立てかけられているなど、不思議なことがありました。

  • なぜか杖を持っている人が増えている
    なぜか杖を持っている人が増えている

こちらのコースは登山客がほとんどいないため、わいわい楽しく歩けました。

  • 下山のときもみんな元気な笑顔です
    下山のときもみんな元気な笑顔です

今回も写真部メンバーが参加しているので、素敵な写真をたくさん撮ってくれました。コンデジで撮るのとは一味違います。そんな写真部を撮り返すのも定番です。

  • 写真部に撮ってもらったみんなとそれを撮った撮影者
    写真部に撮ってもらったみんなとそれを撮った撮影者

登山口に到着すると、未舗装路が終わります。その前に杖を使用していたメンバーは、杖に感謝して山に返却していました。

  • 感謝をこめて登山口で杖とお別れ。まるで儀式
    感謝をこめて登山口で杖とお別れ。まるで儀式

ゴール地点までの寄り道

なだらかな下りの舗装路は歩くのにも楽なので、毎回会話が盛り上がります。
曇っていて涼しさも感じられ、暑すぎることもまぶしいこともなかったので、眺望はともかく、この日はお天気に恵まれていました。

ゴールの駅への道中、トイレ休憩をかねて小原の郷に立ち寄りました。ここは地域の古文書などの文化財を生かした観光拠点でもあり、朝市、フリーマーケットなどが催される場所でもあるようで、広い芝生の広場は休憩に最適でした。
芝生が気持ちよすぎて、予定より長くくつろいでしまいました。

  • 円になってのんびりしました
    円になってのんびりしました

休憩場所から徒歩数分で、歴史ある建物が見えてきました。
この小原宿本陣は江戸時代の参勤交代で大名が泊まった本陣として、東海道と甲州道中に置かれた神奈川県下26本陣中、神奈川県内に唯一現存する建物だそう。
趣ある縁側に座って広い庭を眺めていると、またあっという間に時間が経ってしまいます。

  • 県指定重要文化財の縁側で休む
    県指定重要文化財の縁側で休む

疲れと心地よさでみんなの腰が重くなっていましたが、次のお楽しみを餌に急かして、さらに20分ほど歩いて、ゴールの相模湖駅に到着しました。
雨に降られず、登山を終えられて幸いでした。

下山後は恒例のお楽しみ

さて、今回もみんなが大好きな登山後の温泉に向かいます。温泉も全員参加!
相模湖駅からタイミングよくバスが出ていたので、スムーズに移動できました。

  • 今回の温泉はこちら
    今回の温泉はこちら

「さがみ湖温泉うるり」は、さがみ湖MORI MORI(旧プレジャーフォレスト)内にある森に囲まれた高台に建つ日帰り温浴施設で、開放感のある露天風呂や、人工高濃度炭酸泉、ジェットバス、サウナなどが楽しめました。駅までのバスの時間を考えて、集合時間を決めていたのですが、全種類のお風呂を時間いっぱい満喫してきたメンバーは時間ギリギリになってしまったのも仕方ありません。

風呂上がりに相模湖駅まで戻った後、1名は用事があって帰宅しましたが、残りの9名で打ち上げとなりました。
お店までの道のりで小雨が降り始め、改めて登山中に降られなくて良かったと思いました。
この日は中華料理店で、テーブルいっぱいの料理に舌鼓を打ち、オリジナルのデザートの食べ方を開発するなど、大盛り上がりで締めました。

  • とても良心的なお値段のお店で満腹になりました
    とても良心的なお値段のお店で満腹になりました

第11回目は、山頂の茶屋での食事を楽しみ、相模湖まで歴史ある道を歩くというものでした。
初参加のメンバー含めケガもなく、ほとんどのメンバーが、また参加したいと楽しみにしてくれているので、次回の計画も張り切らねば、と思います。

トライベック「登山部」では、登山を通じて自然に親しみ、みんなで挑戦と目標達成を体験し、普段とは異なる環境でリフレッシュしながら同僚たちとコミュニケーションできる機会をこれからもつくっていきます!

この記事の執筆者

櫻井 美和

デジタルマーケティング支援事業部 CXコンサルティング事業

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