「登山部」第3回:高水三山縦走レポート!

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トライベック「登山部」は、前回の御嶽山を楽しんだ若手メンバーの「まだまだ余裕!」の感想に応え、梅雨前に!と2019年5月25日(土)第3回目の活動をおこないました。
前回よりレベルアップの希望があったため、テーマを「縦走(じゅうそう)」(※1)とし、事前にコースを把握するためのオリエンテーション(座学)もおこなったうえでの実施となりました。
(※1)縦走:尾根伝いにいくつかの山頂を通って歩くこと

今回の計画の前に、キャリア入社のメンバーにも山好き・アウトドア好きがいると聞きつけるたびに勧誘し、今回は新たに4名が参加してくれたので、既存メンバーの欠席がありながらも、仮入部を含め総勢11名での決行です!
縦走登山の目的地は「高水三山(たかみずさんざん)」。その名のとおり、三つの山を登ります。
5月とは思えない夏日となった土曜日、JR青梅線の軍畑(いくさばた)駅に9時頃に集合。ひとりも遅刻せずに、ほぼ時間どおりのスタートとなりました。

1/3 ひとつめの山へ

最初に目指す山頂は高水山(標高759m)。軍畑駅(標高250m)から約500mの高低差があります。準備運動を兼ねて舗装路はみんなで話しながら、のんびり登山口へ向かいました。
強い日差しの中、涼しげな川沿いを歩いているとついつい水に惹かれてしまい、川原に下りて水遊びなど立ち寄りも少々…。駅から約30分歩いて、いよいよ登山口。ここから本格的な登山となります!

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高水山登山口入り口。まだまだ元気です!

午前中のこの時間、南東の斜面は日光を遮るものもなく、梅雨前の日差しとはいえ、あっという間に汗だくになりました。急斜面で息が苦しく、登山道が渋滞していたこともあり、この時は写真を撮る余裕がありませんでした…。一気に標高400m程登ったのち、やっと木陰の道に出ると、とても涼しく感じました。

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大きな倒木をくぐる

そうしてたどり着いたのが高水山の山頂手前にあるお寺、常福院(じょうふくいん)です。
新緑のトンネルのような階段を上がり、きちんとお参りもしていきます。

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ここまでくると山頂まであと一息!元気のある若手は駆け上がっていきました。最初のゴールです!

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ひとつめの高水山山頂にて。注)売店も水場もありません

しかし、今回は山を三つ越えるのが目的の縦走…登頂を喜んでいる暇はありません。休憩もそこそこに、集合写真だけ撮って次の山へ!
高水山山頂から次の山へは、ゴロゴロとした大岩や木の根に気を付けつつ、時々ロープも使用して急な斜面を下らなければなりません。悲鳴か歓声かわからない声をあげながら進みます。しばらくは、ゆるやかな尾根道を楽しむこともできました。

2/3 ふたつめの山頂へ

下ったと思ったらまた登らなければならないのが縦走です。「さっきせっかく下ったのに!」と言いつつ、次の山頂を目指してまた登りです。ようやくたどり着いたのが、三山のうち最も高い岩茸石山(いわたけいしやま)(793m)。ここでやっとお昼休憩をとることにしました。

山頂の平らなところは込み合っていたので、その手前の見晴らしの良い斜面や木陰に思い思いに場所をとり、持参したお弁当をいただきました。雲一つない青空と、新緑の山の稜線を眺めながらの食事は、いつものコンビニおにぎりでも数倍美味しく感じました!

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山頂でのランチタイム。風通しも最高!

頭上の木から尺取り虫が落ちてきて、悲鳴を上げるのはご愛敬。山ですから!
十分な水分とエネルギー補給もしたら、さらにもうひとつの山に移動です。

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ふたつめの岩茸石山山頂にて。ここでやっと中間地点

この山頂からは、またしても急な下り、しかもかなり長い行程となりました。下りでは呼吸は楽なのですが、疲れた足にかなり負担がかかります。足を滑らせたり、踏み外したり、ひやりとする場面もありましたが、なんとか下りきることができました。

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とにかく怪我をしないように…

2度目の急な下りを終えると、また登りの斜面が目の前に立ちはだかります。しかも誰かが「インディ・ジョーンズ…」とつぶやいたほどの、冒険感あふれる岩登りです…!

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軍手なども準備万端で。岩にしがみついて登りました

3/3 最後の山頂へ!

登って下って登って下って登って…やっとたどり着いたこの日のルート最後、みっつめの山頂、惣岳山(そうがくさん)(756m)。写真を撮ってくださった登山者の方が大変盛り上げ上手で、みんな全開の笑顔の登頂写真となりました。

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みっつめの惣岳山山頂にて

実はひとつめの山から「コンビニは?飲み物買えないの?」と嘆くメンバーがいましたが、今回は前回・前々回と異なり、観光地ではないため、もちろん売店も自販機もありません。十分な水分の持参を推奨していましたが、あまりの暑さに飲み水がなくなったメンバーも…。
しかし、この先は下るだけ!のはずですが、その下りが非常に長かったのです…。
日陰の登山道は斜面が滑るところもあり、足腰に負担がかかります。下山したら何をしたいか?といった話題で疲れを紛らわせ、黙々と長い山道を下りました。口数が減ってくると、「生ビール…」「レモンサワー」など、もはや飲みたいものの単語しか出てきません(笑)

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先が見えない下山道…の登り

ゴールとなったのは御岳駅。ここで帰りの電車を待つ間、もちろん思い思いに冷えた飲み物を購入し、全員での無事の下山を祝って乾杯しました。今回のルートは約9.85Km、休憩を入れて約5時間弱の登山となりました。

もちろん登山後は定番の…

この日は登山後に用事があるメンバーがいなかったので、毎回恒例の温泉と打ち上げに全員参加です!
今回も河辺駅前にある「河辺温泉 梅の湯」で汗を流しました。こちらは第2回御岳山の後にも来たコース。前回みんなのお気に入りとなったホルモン焼肉屋で、17時からまたしても2時間半の宴会です!

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慈しむようなまなざしで焼肉を愛でる若手部員

こうして疲労と満足のなか終えた第3回も筋肉痛以外は、全員怪我もなく、無事に登山を満喫し充実の一日を過ごしました!
さすがに今回の縦走という挑戦は一部メンバーを除き、体力的になかなかキツかったようです…。これくらいを上限にしようね、と(主に年長組)皆でしみじみビールを飲みました。
真夏の登山は厳しいので、登る以外にも「山」を楽しみたいという要望もありました。
トライベック「登山部」が次は何に挑むのか…?次回をお楽しみに!

この記事の執筆者

櫻井 美和

トライベック・プロフェッショナルサービス株式会社<br>ディレクションチーム ウェブディレクター

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