「第11回 Web&デジタル マーケティング EXPO 春」に行ってきました!

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2017年5月10日~12日に東京ビッグサイトで開催されたリード エグジビション ジャパン株式会社主催の「Japan IT Week春2017」の中のひとつ、「第11回 Web&デジタル マーケティング EXPO春」に行ってきました。来場者数が8万人を超える大きなイベントです。

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トライベックは2015年10月に幕張メッセで開催された同イベントに出展したこともありましたので、今のEXPOはどうなっているのかワクワクしながら見に行ってきました。

あまり使われなくなった「マーケティングオートメーション」という表現

会場を全体的に見渡すと、少し前まではあちこちで見られた「マーケティングオートメーション」という表現が少なくなり、「マーケティングプラットフォーム」や「エンゲージメントマーケティング」など、別の表現に変えてきた印象を受けます。確かに「オートメーション」というと、「自動」でなんでもやってくれるイメージがどうしても先行してしまうため、各社が言い方を変えてきているのかもしれません。あと、ちょっと聞き飽きた感もあるのだと思います。

ちなみに、トライベックの「HIRAMEKI management®」は発表当初から一貫して「国産マーケティングプラットフォーム」と表現しています。もちろん「MA」機能もプラットフォームの中に含まれており、「MA」だけではない総合的なプラットフォームとして扱っています。

流行りの「AI・人工知能」は、その具体的な内容が求められる

これまでは「AI搭載」と言っておけばある程度興味を持ってもらえたものが、「AI・人工知能」がブームとなりさまざまなものに「AI搭載」された結果、「で、何ができるの?」と具体的な中身を聞かれることも多くなったのでしょう。ビッグデータの分析、ディープラーニングなど、ミニセッションなど活用して丁寧に説明しているブースも見られました。

コンテンツマーケティング・動画制作・SEOは相変わらず元気がいい

動画やコンテンツマーケティングという領域は、今もなおニーズが高く勢いがある感じです。特にクラウドソーシングによる動画制作を提供する企業の出展が多いです。実際に聞いた話では、クラウドソーシングに登録している動画制作者は、複数の企業に登録していることも多いらしいですね。

それにしても、テキストだけでも情報が溢れかえりすぎて、ユーザーにも取捨選択スキルが求められるこの世の中において、視聴にユーザーの時間を占有してしまう「動画」というコンテンツがこれ以上増加していったときに、ユーザーの受け取り方はどうなっていくのか。注目していく必要がありそうです。

また、相変わらずニーズが衰えないのがSEOという分野。展示ブースでWebサイトの無料診断をしてくれるところもいくつかありました。SEOツールもコンテンツマーケティングやアクセス分析と一緒になってどんどん進化しているようです。

その他、最近のトレンドは?

チャットボットなど、新しい分野をテーマに売り出す企業も出展していました。越境EC絡みでは多言語翻訳のパンフレットを結構もらいました。これからは越境ECだけでなく、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを視野に入れたグローバルサイト化が進んでいくかもしれません。

今後も大きいイベントには積極的に顔を出して、時代の流れをつかんでいきたいと思います。

この記事の執筆者

今西 あかり

広報ブランド室

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