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COLUMN

コラム

Webサイト運用あるある:「このバナーを特に目立たせたい」編

2018年2月19日
マーケティング

こんにちは! Web運用ディレクターのY氏です。

日頃のWebサイト運用更新でよく発生する状況を「Webサイト運用あるある」として取り上げ、より安定した運用を継続するためのポイントをご紹介します。今回のテーマは「バナーの掲載」です。下記のような場面に遭遇することはありませんか?

  • 今回追加するバナーを“特に”目立たせたい
  • “必ず見て欲しい”バナーなので、一番目立つようにしたい

20180219_01.jpg

Webサイト運用更新には“つきもの”と言えるほどよく発生する状況ですが、対応方法によっては大きなリスクが発生します。

“デザイン”で目立たせる場合

バナーのサイズを大きくしたり、目立つ色を使ったり、派手なイラストや大きな文字を配置したり……。単一のバナーに限れば、デザイン上の工夫で目立つバナーを作ることは可能です。しかし、Webサイトには“複数”のバナーを“同時”に掲載することが多いため、個々のバナーを主張したデザインにしてしまうと、隣り合うバナー同士で干渉しあってしまい、結果としてどのバナーも目立たなくなるということがあります。また、バナーのデザインに統一感がないと、Webサイト全体のデザインとしてのまとまりもなくなってしまい、ページを閲覧する意欲を削いでしまう(=離脱率を上げてしまう)要因にもなりかねません。

“掲載位置”で目立たせる場合

バナーをランディングページの上部、特に閲覧者が最初に目にする“ファーストビュー”内に掲載すると、閲覧者の目に止まる可能性が高くなります。しかし、少しでも多くのバナーをページ上部に配置しようとすると、ファーストビューをはじめとするWebページ上の“一等地”がバナーによって圧迫され、 “本来伝えたい情報”が目につきにくい位置に隠れてしまう恐れがあります。これでは、バナーのためのWebサイトになってしまい、本来の目的を果たす効果が薄れてしまうため、本末転倒です。

“適切なバランス”で情報を掲載することが重要

Webサイトの本題となる情報を伝えつつ、いざというときに特定のバナーを目立たせるには、バナーを含めたすべての情報を“適切なバランス”で掲載できるよう、あらかじめ情報掲載の“ルール”を決めておき、日頃の運用更新でその状態を“維持”しておく必要があります。バナーの掲載方法をルール化する際は、下記のポイントを押さえておきましょう。

【バナーを掲載できるエリアを明確にする】

ページのどの部分に何を掲載するか、エリアを区切って明確に設計し、“バナーを掲載できるエリア”と“掲載できるバナー数”を決めておきます。こうすることで、想定外の位置にバナーが掲載されたり、特定のエリアにバナーが偏りすぎたりするリスクを防ぎます。

【バナーのデザインを定義する】

バナーのサイズ、使用できる色や文字の種類、基本となるレイアウトパターンなど、“デザイン上のルール”をできるだけ明確に定義します。サイズや形態の異なるバナーが複数必要な場合は、“種類ごとにルール化”します。こうすることで、近隣のバナー同士の干渉を抑制し、Webサイト内に異なるテイストのバナーが乱立するリスクを防ぎます。

【“特例”を作らない】

「ルールの範囲内では、どうしても似たようなトーンのバナーになってしまい、やっぱり目立たない!」という意見が出た場合、できるだけ柔軟に対応したいところですが、ひとつでもルールから外れた位置やデザインで“特例”のバナーを掲載してしまうと、他の部署からも「うちもこんなデザインで掲載したい!」「ちょっと縦幅を広げて大きくしたい!」「もっと上の方に掲載して欲しい」といった要望が出てしまい、収集がつかなくなってしまいます。長期的な視点に立つと、“ルールの範囲内”で“最大限”目立つように調整することが“最善”の方法といえます。

まとめ

バナーの掲載に限らず、Webサイトの“ほころび”はひとつの“例外”から生まれます。ひとつでも例外を作ってしまうと、それが“定常化”してWebサイトの体裁を少しずつ崩壊させる引き金となり、結果として設計当初の狙い通りに機能しなくなってしまう可能性があります。せっかく良いWebサイトにリニューアルしても、運用更新でそのコンセプトを失ってしまっては元も子もありません。そうならないよう、まずは基本となる“ルール”をしっかりと定義しておき、Webサイトの更新担当者が掲載依頼をひとつずつ“精査”して、ルールに沿うように“軌道修正”することがとても重要です。こういった小さな積み重ねが、いざというときに“本当に重要な施策”を“スピーディー”に実行し、“確実に成果を上げる”ことにつながるのです。

この記事を書いた人

オペレーション部 ディレクター

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