-宣伝会議2020年11月号巻頭特集掲載- 「つなぐデジタル」で企業のブランドを進化させ、「ひとにやさしい」マーケティングで、ロイヤリティの最大化を支援してきた

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私たちトライベックは今期20周年を迎えることになります。子会社の統合で新たなトライベックブランドとして船出しました。こうしたタイミングで今回、宣伝会議2020年11月号の巻頭特集「コロナ禍で見直す企業理念-ブランドの存在意義を再定義する-」でヤプリの庵原社長と対談する機会をいただきました。
新型コロナウィルスの拡大、デジタルの重要性再認識、変わる消費者の価値観。怒涛の勢いで変化し続ける時代において、経営者が考えることは何か。何を拠り所にこの不確実な時代を乗り越えるべきか。そんな思いを語らせていただきました。
私たちトライベックの理念である「ひとにやさしく、つなぐデジタルを」は、どんな時代においても普遍的なコンセプトであると考えています。企業として大事にしたい軸がどれだけ社員に浸透しているか。これが重要だということを改めて気づかされます。

そして、この対談を通じて私自身が一経営者として感じたことや大切なことを再認識したのでここに挙げておきます。

・時代は変化する。テクノロジーは進化する。ひとの“心”は変わらない。
・不確実な時代にこそ、普遍的な企業理念と社員に浸透させる努力を怠らない。
・社長が主役ではない。主役は社員一人ひとりである。
・ウィズコロナ時代に進むDX。人の気持ちに寄り添う中身のあるものに。
・デジタルは魔法ではない。使いこなすためには“心”の理解が不可欠。

企業や協会などで講演をさせていただく機会が多いのですが、受講者の皆さんから最近多く受ける質問があります。

「これからの時代はどうなりますか?
DXは大事だけどよくわからない…」

特に中小企業の経営者の中には、5年後やろうとしていたデジタルの波が一気に来たという感じで、一人歩きしているように思える「DX」という言葉に、漠然とした不安を抱えている方も多いのが事実です。
これからの時代はわかりません。それくらい不確実な時代です。ただしわかっているのは、デジタルが社会インフラとして欠かせないということです。そんな時代に大事なのは“ひと中心のサービス設計” “CX(顧客体験)設計”だと思います。誰のために、何のためデジタルを使い、結果として誰が、どれだけのメリットを享受するのかを考えることが大事です。デジタルは人の生活を豊かにするものであるということは間違いありませんが、道具に過ぎません。道具を使いこなすのは人であり、その人の気持ちに沿ったデジタル(道具)を使うことが真のDXと言えます。
時代の変わり目、不確実な時代だからこそ、改めて企業の本質、顧客の本質、デジタルの本質について見つめ直すことが求められているのではないでしょうか。

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宣伝会議2020年11月号

この記事の執筆者

後藤 洋

トライベック株式会社 代表取締役社長

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