トライベックには、社員のライフイベントを応援する制度がいろいろあります。
育児休業を取得した女性社員は全員復職し、第1子以降の育児休業を取得する社員も多く、男性社員の取得もここ数年で少しずつ増えてきました。
さらなる育児休業取得推進の取り組みのひとつとして、育児休業取得経験のある社員でTeamsを使った社内ラジオ「.Style Cafe Radio」の特別回にてオンライン座談会を開催しました。育休を取るにあたっての自身や周りの変化、両立の仕方などについて語ってもらいました。
座談会メンバー
育休を取得したことによる変化
- 育児休業を取得したことで、仕事や自身の生活、家族と過ごす時間などはなにか変わりましたか?
- 私は2015年と2018年に2回育休を取得しました。以前は「残業ありき」の仕事の仕方をしている日もありましたが、育休を取得したことで時間の使い方を見直す良い機会になりました。あと、朝型になりました!夜遅くまで飲み歩くのもなくなったので(笑)、朝型になったのは自分にとってプラスになっています。
- 生活改善というメリットも一つあったという感じですね。
- 私もW・Kさんと本当に同じです。あと、私は子育てがあまり得意ではないので(笑)、育児休業後に夫も時短勤務になったり、残業を一切しないようになったりと、家族の変化という部分がありました。
- なるほど。家族の時間を作れたというところですね。
- そうですね。夫が協力してくれるようになったイメージがありますね。
- K・Yさんは男性初の育児休業取得者となりましたが、実際に取ってみてどのように感じましたか?
- そうですね。良かったと思うところは、業務の引継ぎによって仕事を振り返るキッカケになりました。業務を振り分けることで最適化されていくという部分もあったかなと思っています。育休を約4カ月取り、復職して、仕事の勘を取り戻すのに少し時間はかかりましたが、やはり家族の時間を大事にするというところも分かったので、なるべくうまい時間の使い方をしようという心持ちになったかなと思います。
- なるほど。オンオフがハッキリしたというところがありそうですね。K・Yさんは管理職でも初の育休取得となりましたが、取得しようと思ったキッカケや、家族との相談、周囲からの反応などはどうでしたか?
- そうですね。子どもを授かったということもあるかもしれないですが、男性も育休を取る社会になってきたという記事やWebサイトが目に入るようになったのは、自分の意識が高まった要因の一つかなと思っています。あとは、育休を取ってみて改めて思いますが、育児ってめちゃくちゃ想定外のことが起こるなと(笑)。うちの場合だと親族が遠くに住んでいて支援が得られにくいというところがあったため、育児休業をしてみようかということで妻と話をしたのが、育休の取得を決めたキッカケかなと思います。
- 育休で仕事を離れる不安もあったと思いますが、復職をするというときに大変だったことや不安だったことはありますか?
- 復職するときはめちゃくちゃ不安があり、「本当に仕事ができるのかな」というのはもちろんありました。復帰してから、仕事のことを思い出すのに少し時間がかかり、ちょっとポンコツになっていましたね(笑)。ただ、業務量も調整してもらえましたし、育休前と同じ部署に復職し、上司やメンバーも変わらないところに戻ってこられたのでそれは本当によかったなと思っています。また、パソコンなども以前と同じものを使えたので、復帰した時にありがたかったなって思いました。
- なるほど。復職後に受け入れられる環境もあり、W・Kさんのように悩みを共有できる方が同じチーム内にいるとやっぱりやりやすいですよね。
- そうですね。
育児と仕事の両立について
- 対クライアント様の業務で活躍しているW・Kさんは、キャリアを積まれる中で育休を取り、仕事も続けているところで経験豊富そうですが、子育てと仕事の両立のコツや、復職後も同じように仕事に向かうために自分の中で心掛けていることはありますか?
- 産休育休を取得する前に懇意にさせていただいていたクライアントの皆さまがとても心よく送り出してくださって、復職した後も大変温かいお言葉をかけてくださったり、私が時短勤務であることも配慮してくださったり、とても恵まれているなと思っています。働いている期間の、自分とクライアント様との関係が育休明けも生きているというのは強く感じます。「信用貯金」みたいのがあって、例えば子どもが急に熱が出て休むというときは、クライアント様やメンバーにご迷惑を掛けてはいるものの、今まで自分が頑張ってきた分、こういう仕事ができているというのが分かっている前提でのことなので、やはり育休に入る前の頑張りがよかったのかなって思う時がありました。
- すごくわかります!クライアント様との信頼感があるので勤務時間が短くてもクライアント様にかけるパワーは変わらないということですね。クライアント様のご理解も、それまでのやり取りの中で培われたものが復職後の仕事のしやすさのところに繋がっていたりしますよね。
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