“Good!コミュニケーション”を設計したオフィスリニューアルプロジェクト

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2019年3月25日、トライベックグループのオフィスがリニューアルオープンしました。 リニューアルプロジェクトの一員として、今回のオフィス改装についてお伝えします。

今回のリニューアルは、社員数が増えオフィスが手狭になったことも理由のひとつですが、リニューアルを機に社員同士のコミュニケーションをもっと活性化させたいという想いもあり、完全固定席から、一部の席をフリーアドレス(自席を持たず、業務特性に応じて席を自由に選べること)にする初の試みも実施しました。

せっかくリニューアルをするのであれば、これまでのオフィスとは「ガラっと変わった感」が出ることも重視し、社員はもとより、これまでいらしたことのあるお客様にもあっと驚いてもらえるようにいたしました。また、初めていらっしゃるお客様にも居心地が良いと感じてもらえるオフィスを目指しました。

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オフィスづくり構想

オフィスリニューアルプロジェクトの当初からキーワードとしてあったのは「Good!コミュニケーション」でした。
集中して仕事をするとき、チームで仕事をするとき、お客様がいらっしゃる打合せをするとき、仕事の合間に何気ない会話をするとき、社員の顔を思い浮かべながら、どういうオフィスなら仕事がしやすいか、どうしたら自然なコミュニケーションが生まれやすいか、気分転換がしやすいかと検討を重ねてきました。
オフィスデザイン会社さんの提案内容からいろんな場面をイメージしてきましたが、とにかく根底にあったのは、社内勤務のほか、テレワーク(在宅勤務やコワーキングスペース勤務)でいろいろな場所で働く社員が増えてもみんなが安心して帰ってくることができるような、最終的に社員が集まってくるオフィスにしたいという想いでした。

コミュニケーションが生まれる施策

トライベック創業当初からのこだわりですが、今回の改装でもオフィス内に壁をなるべく立てず、執務スペース全体を見渡せるようにしています。仕切りをつくらず、声をかけやすい空間を作りつつも、コミュニケーションを取りたいとき・集中したいときなどは働き方に合わせて場所を選べるようにゾーニングしました。
家具や床は木目調を中心とし、ところどころに緑が配置されている温かみのある空間になりました。使い心地が良ければここに戻ってきたくなる。そういうオフィスであったらいいなと思っています。

それでは今回のリニューアルで大きく変わったところや皆さまにご覧いただきたいポイントをご案内します。

【1】エントランス
エントランスのドアを大きなガラス扉にリニューアルしました。
お客様が弊社のエントランスにいらっしゃったとき、扉の向こうに弊社の執務スペースが見渡せるようになっています。ガラスにしたことによりオープンな雰囲気となり、明るく広々とした印象を持っていただけるエントランスに生まれ変わりました。

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【2】フリーアドレススペース
仕事に集中できて、かつコミュニケーションを取りやすい空間を目指し、気分や状況に合わせて自由に使えるフリーアドレススペースを作りました。
固定席のメンバーもいますが、フリーアドレス席があいていれば、好きな位置で仕事をすることができます。様々な形の椅子を置いてありますので、気分に合わせて好きな場所を選べます。

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いろいろな場所が用意されているのは、それぞれの働き方や時間帯によって働く位置やスタイルを変えていけるようにと考えたからです。改装前は、打合せスペースが少なくコミュニケーションが取りづらいという課題があったのですが、改装後のフリーアドレススペースでは、仕事だけではなくランチもOKです。まさに交流が生まれやすい場所になったかなと思います。

また、個人の私物はロッカーに収納したことで、荷物の整理整頓やペーパーレスが進むきっかけとなりました。会社支給のiPhoneやLINE WORKSなどのツールを利用して、上手にコミュニケーションが取れていると思います。

そして、時間を設定して会議室に集まるというほどでもない、スピーディーにサッと話し合いができる場所や、社員同士が気軽にコミュニケーションの取れる場所を作りたくて、ちょっとしたミーティングスペースも作りました。

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【3】カフェスペース&パントリーエリア
「.Style Cafe(ドットスタイルカフェ)」は、トライベックの働き方改革の一連の取り組み「.Style」から名付けられたカフェスペースでお客様をオフィス内にご案内する際、最初にご覧いただくエリアです。
例えばコーヒーを淹れているときに生まれる会話、そんなコミュニケーションのキッカケが生まれる場所を期待してつくられました。お茶を飲んだり仕事をしたりするスペースとしてももちろん使えますが、夜(19時以降)はお酒を飲めるスペースにもなっています。飲み会に行くほどでもないけど、仕事終わりに軽く飲みたいな…。そんなときに利用している社員もいます。

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【4】集中スペース
大きな窓に面して作られた1人席用の集中スペース。窓からは、赤坂御用地の広大な緑が見える、目に優しい開放的な空間です。集中しつつ、時折緑を眺めながらリフレッシュすることで作業がはかどることも期待しています。社員の中には、この席がさっそくお気に入りの者もいるようです。

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【5】セミナールーム
セミナールームの壁の一部をガラス張りにしました。空間が広く見えるというのもメリットですが、お客様にもオープンなトライベックを見ていただきたかったので、あえて社内が見えるようになっています。大勢が集まるの会議のほか、定期的に開催される「TRIBECK JAM」という勉強会などにも使われます。今後は、このセミナールームで行われるイベントや講座などの開催で、人が集まる機会がますます増えていくと思います。

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社員が帰ってきたくなるようなオフィスを目指して

IT環境が整ったことで、どこにいても仕事ができる反面、オフィスには「コミュケーションを取る場所」「働きやすい環境」、さらに「居心地の良い空間」が求められるようになってきていると感じています。
今回オフィスのリニューアルをしてみて、当初思い描いていたとおり、いろいろなコミュニケーションが生まれる空間になったと思います。

仕事をスムーズに進めるためにも普段から部署関係なく信頼を深めておくことが重要だと思っていますが、職種や部署の壁を超えてお互いのコミュニケーションが取りやすい環境であれば、アイデアも活発になるかもしれません。新しい発想を生み出す仕組み作りの一環として、コミュニケーションが取りやすいオフィスは欠かせません。

トライベックのオフィス改革は、今回で終わりではありません。オフィスを使う社員のことを考え、仕事のしやすさや環境を整え、多くの社員が満足するためには、まだ改善する部分もあるかもしれません。
育児や介護などの事情から、世の中的にも働く場所は制限されない時代になってきています。そんな中でのオフィスの立ち位置は、みんなが帰ってくるホームのような場所でありたい、そして集まった時には気軽にコミュニケーションを取れる場でありたいと考えています。

トライベックの経営理念である「ひとにやさしく、つなぐデジタルを」。
私たちの事業の軸になっているものです。デジタルと向き合う会社ではありますが、だからこそアナログなコミュニケーションも大切にしたい。
今回のオフィスリニューアルを契機に、これからもいろんなコミュニケーションを生みながら、社員はもちろんお客様とも深くつながることができるトライベックを目指します。
新しくなったトライベックのオフィスをぜひご覧にいらしてください。

最後に、今回のオフィスリニューアルではタイトスケジュールにもかかわらず、コミュニケーションを生むための様々な施策を提案していただいたオフィスデザイン会社の方々、土日・深夜もご対応いただいた工事関連会社の方々に心より感謝申し上げます。どうもありがとうございました。

この記事の執筆者

福原 彩

管理本部 マネージャー

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